コンビニやスーパーの
から揚げの食べ比べが趣味の『オレンジページ』編集部・ガッキーです。
から揚げは、ころもがカリッとしているのが好きです。カリッとしているからこそ、鶏肉や肉汁とのコントラストが出て、口に入れたときの幸福感がMAXになると感じています。卵を使ったころものから揚げはほとんど作らないのですが、小麦粉だけだったり、片栗粉だけだったり、小麦粉と片栗粉を混ぜたりと、粉のころもは毎回テキトーに作っています。テキトーだから、カリッ感が足りないことも多々……(汗)。
そこで今回、ころもの粉は1種類でもいいのか、混ぜたほうがいいのか、検証してみることにしました。>>前回の研究結果
おうちから揚げの「ベスト鶏肉サイズ」見つけました!【から揚げ偏愛編集者の研究1】
粉の組み合わせを変えて揚げてみた
検証方法
5~6cm四方に切って下味をつけた鶏もも肉に、
①小麦粉だけ、②片栗粉だけ、③小麦粉×片栗粉をまぶして揚げてみました。
粉はの分量はそれぞれ同じ(鶏もも肉1枚〈約300g〉に対し、粉大さじ6)で、揚げる温度と時間は統一しました。
①小麦粉だけ
これは残念! ころもがべちゃっとしていて、肉が一体化しちゃってる~(涙)。なんだかオイリーで、おいしくない。
②片栗粉だけ
カリッと感は上々! でも肉とのすき間、これなぁに? 口の中でははがれ、肉ところも、別々に食べているようです……。
③小麦粉×片栗粉
ころものカリッと感もしっかりありつつ、肉との一体感も抜群! うん、これこれ、これがよさそうです。
今まで、面倒なときは粉1種類を適当にまぶして揚げることもありましたが、
1種類より2種類を混ぜてまぶしたほうがよいことが分かりました。ガリガリ感を増やすなら、片栗粉多め、少ししっとしさせるなら小麦粉多めの配合にしてもよさそうです。私は最近、片栗粉と米粉の組み合わせで作っていますが、米粉の効果?でザクっと感が増し、ころもの存在感が際立つようになりました。から揚げを作る際は、ぜひ粉2種類で作ってみてくださいね!
(
『オレンジページ』2022年12月2日号より)
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