今が旬の大根は、みずみずしくっておいしいですよね。煮ものやサラダなど食べ方は無数にありますが、筆者が感動したのが「
すき焼きにする」というもの!
大根は小さめに切って甘辛味の濃厚つゆで煮込むから、短時間で味がからんで、これがおいしいのなんの……。いっしょに鶏もも肉を入れ、そのうまみが出たつゆも最高なんです。
1/2本入れたはずの大根があっという間になくなり、シメまでご飯を待てない「白飯がすすむ」おかず鍋メニューです。もう、「鍋はご飯が進まない」なんて言わせませんよ~。
甘辛しょうゆつゆで「鶏すき大根鍋」の作り方
●材料(2~3人分)大根……1/2本(約450g)
春菊……1わ(約150g)
鶏もも肉……1枚(約300g)
卵……2~3個
〈A〉
しょうゆ……大さじ4
酒……大さじ4
みりん……大さじ2
砂糖……大さじ1と1/2
昆布(5×5cm)……1枚
水……1カップ
ごま油
●下ごしらえ・大根は皮をむいて幅7~8mmのいちょう切りにする。
・春菊は葉を摘み、茎は食べやすい長さに切る。
・鶏肉は余分な脂肪を除く。
・ボールに〈A〉を混ぜ合わせる。
●作り方(1)鍋(※)にごま油大さじ1を中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして入れ、片面だけ1~2分焼きつける。取り出して幅1~2cmに切り、鍋に戻す。Aを加えて中火にかけ、煮立ったら昆布を取り出す。
※油で炒められない鍋の場合、フライパンで鶏肉を焼きつけて切ってから鍋に移す。
(2)大根を加えて再び煮立ったらふたをし、7~8分煮る。春菊の茎を加えてさらに2~3分煮る。葉を加えてさっと煮て、器に卵を割りほぐし、つけながらいただく。
鶏の皮は焼きつけておくことで生臭くなく、皮から出た脂が鍋つゆにこくをあたえてくれます。だから甘辛のつゆが、より後引く味わいに……!
平日でも作れる手軽さなので、この鍋さえ作れば、あとはご飯だけで家族も大満足してくれるはず。「大根どうしよう」と思ったら、このメニューを思い出してください!
(
『オレンジページ』2022年1月17日号より)
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