
2020.03.31
お休みの日、こどもといっしょに家で何をしよう? そんなふうに悩んでいるかたにおすすめなのが、おうちの中で「野菜づくり」!
スプラウトとも呼ばれる〈貝割れ〉なら土がなくても育ち、収穫まで1~2週間ほどで食べられるまでに生長するんです。
使う種は、園芸店やホームセンター、インターネットなどで購入可能。ブロッコリーや大根、マスタード、レッドキャベツなどがおすすめです。
種以外には、特別な道具を用意しなくていいのも魅力。ブロッコリーの貝割れで、育てかたのポイントを見ていくと……。
●専用の鉢ではなく、ココットでOK!
底がたいらな、ココットなどの器で育てることができます。底にペーパータオルを2枚重ねて敷けば準備完了!
●種をまいたら、毎日水を吹きかけるだけ!
霧吹きで湿らせたペーパータオルの上に種をまき、新聞紙などで遮光します。根が張るまで、毎日1回、水を吹きかけて。
●収穫まで、1日1回水でゆすぐ!
根が張ったら、1日1回水ですすいでしっかり水をきります。茎が2㎝ほどに伸びて双葉が開いたら新聞紙をはずし、光に当てて。
茎が5㎝くらいの長さに育ったら食べどき! サラダやあえもの、バゲットなどのトッピングなどに生のまま使うのがおすすめです。自分で育てた野菜の味は格別ですよ~。野菜が苦手なお子さんも食べてくれるかも⁉
種から新芽になるまでの生長を観察するのは、こどもはもちろん、大人だってわくわく楽しい時間になるはず。いつでもスタートできるので、気になったらぜひチャレンジしてみて。
( 『食べ物の「なぜ」を探ろう! キッチン実験室』より)
監修・野菜育成/永田あおい(FK style by Big mama)、撮影/飯貝拓司、スタイリング/ミヤマカオリ、文/編集部・堀部
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