
2019.09.23
『なす』って、加熱調理したときのとろっとした感じがたまりませんよね。
でも、逆にその食感こそが苦手、というかたも。
そこで今回ご紹介するのは、炒めものの『なす』をしゃっきりと仕上げる裏ワザ! 火を入れる前に『あること』をするだけ、という簡単なライフハックです。
●炒める前にする『あること』とは
なすをしゃっきりとした歯ごたえに仕上げるコツは、炒める前に『塩もみ』をすること!
まず料理に合わせてカットしたなすをボールに入れ、塩を加えて混ぜて10分ほどおきます。水で2回ほど洗ってざるに上げ、しっかりと水けを絞ったら準備は完了です。
【POINT】塩を加えたら、きちんと10分放置してください。しんなりする前に水けを絞ると、なすがポキポキ折れてしまいます。塩の量は、なす4個(約360g)に対して小さじ1が目安です。
あとはささっと炒めれば完成!
塩でもんで脱水させることによって、水分が抜けて身が縮まるので、しっかりとした歯ごたえに仕上がります。また、なすの表面の穴がギュッと縮むので、吸い込む油の量も激減しますよ。
細切りにして牛肉やピーマンと炒め、青椒肉絲風にしてもよし……、
乱切りにしたものをひき肉やキムチと炒めてもよし。
切り方や具材、味つけを変えていろいろと試してみたくなりますよね。
柔らかさが苦手なかたも、新たな歯ざわりを楽しみたいかたも。なすの『塩もみ炒め』、ぜひ試してみてくださいね。
料理/大庭英子 写真/木村 拓(東京料理写真) 文/編集部・持田
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