とろとろのチーズがびよーーーーーんと伸びることで大注目の韓流フード「チーズハットグ」。
そのインパクト大!の姿に、インスタでもたくさんの写真がアップされていますよね~。
行列に並ばなくともおうちで楽しめるよう、オレンジページでもレシピを紹介せねばと、料理家・福田淳子さんといざその聖地、東京・新大久保へ!
1.
新大久保での『チーズハットグ』レポ2.
おうちで再現する3つのポイント3.
お店級のおいしさ!『チーズハットグ』のレシピ4.
アレンジアイディア
1.新大久保での『チーズハットグ』レポ
開店と同時に行ったもののすでに長蛇の列。
30分ほど待ってようやく食べられたその味は、ただのファストフードとあなどれないおいしさでした。
とろとろ、のびーるチーズの濃厚さはもちろんのこと、驚いたのは
生地のもちもち感。どうやら、お店では米粉を使っているようでした。
そして、カウンターに用意してある砂糖+ずらりと並んだソース達にもびっくり!
まずは
揚げたてに砂糖をたっぷりまぶすのが基本のようで、その後に、ケチャップ、マスタードなどの王道のものから、ハニーマスタード、ホットチリソースなど変わりネタまで、自由にかけるスタイル。
自分好みにカスタマイズできる楽しさも、人気の理由だと実感しました~。
さて、これをどうおうちでどう作るか? が本題なのですが、さすがの福田淳子さん。
誰でも失敗なく再現できるレシピを、見事に考えてくださいました!
2.おうちで再現する3つのポイント
【その1】〈のびーーーるチーズ〉は?
裂けるタイプのスティックチーズを使って。
これだと作りやすい上に、誰でも失敗なく、確実に伸びるんです。
【その2】〈もちもちの生地〉は?
手軽なホットケーキミックスをベースに、くずし豆腐を合わせて。
豆腐の水分のおかげで、ほどよいもちもち感が実現します。
【その3】トッピングは?
お店と同じように
砂糖をベースに、ソース類は具に合わせて自由にアレンジ!
3.お店級のおいしさ!『チーズハットグ』のレシピ
材料(4本分)
〈生地〉
ホットケーキミックス
※1……150g
絹ごし豆腐……120g
〈具材〉
スティックチーズ(裂けるタイプのもの)……4本
〈トッピング〉
グラニュー糖……適宜
好みでトマトケチャップ……適宜
フレンチマスタード……適宜
打ち粉用の小麦粉……適宜
パン粉……適宜
揚げ油……適宜
割り箸……2ぜん
※1:ホットケーキミックスは、素材などにこだわった高価格のものではなく、一般的なものを使用してください。
下準備
割り箸はそれぞれ割り、キッチンばさみで切り込みを入れて長さ15cmに折る。
作り方
(1)まずはチーズの準備から
チーズに割り箸を刺す(端まで刺すと裂けてしまうので、半分くらいまでを目安に)。
(2)「もちもち生地」作り
ボールに豆腐を入れて泡立て器でくずすようにつぶす。ホットケーキミックスを加えてゴムべらで混ぜ、全体がなじんだら手でひとまとめにする。
手に生地が少しつくくらいが目安。つかないようだったら、水少々をたす。
(3)成形して……
(2)を4等分にし、打ち粉をたっぷりとふった作業台に取り出す。手で直径10cmほどにのばし、チーズに巻きつけて、ぎゅっと握るようにして全体に包む。
生地の端をつまんでとじ、割り箸にもしっかり密着させながら、全体の形を整える。
(4)パン粉をまぶすのは袋の中で
保存袋にパン粉と、(3)を1本ずつ入れる。袋の上から握るようにして生地にパン粉をしっかりとまぶしつける。パン粉がつきにくいときは、生地の表面に水少々を塗る。
(5)じっくり揚げて、完成!
フライパンに高さ2cmくらいまで揚げ油を入れ、弱火で低温
※2に熱する。(4)を2本ずつ、向きを互い違いになるように入れ、そのままさわらずに2分ほど揚げる。さらにときどき返しながら、全体に揚げ色がつくまで6分ほど揚げ、油をきる。グラニュー糖をまぶし、好みでケチャップやマスタードをかけていただく。
※2 約160℃。パン粉を少量落とすと、少し沈みかけてからゆっくり広がる程度。
4.アレンジアイディア
具材とトッピングを変えて、自分好みにアレンジ♪
どれも甘じょっぱ味で、危険なおいしさなのですー!
ベーシックなケチャップ&マスタードはもちろん
チーズ&ソーセージには粉チーズ+マヨネーズを。
とろりとしたチーズ&餅には青のり+ソースでお好み焼き風に。
といったように、おもしろいほどにアレンジが広がるんです!
作ればみんなが興奮すること間違いなしの『チーズハットグ』。
ぜひチェックしてみてくださいね!
(『オレンジページ』2019年3月17日号より)
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