
2018.11.13
同じくらいの年収でも、なぜか自然とお金が貯まる人、貯まらない人がいます。
「その差はじつは生活習慣にあります」というのは、『お金が勝手に貯まりだす暮らし』(リベラル社)の著者で、「年間100万円以上貯まる人」のライフスタイルを調査している、ファイナンシャルプランナーの大上ミカさん。
「お金を貯めよう、と行動しているわけではないのに、その人の何気ない生活習慣が、じつはムダ使いを防ぎ、自然とお金が貯まることにつながっているんです」(大上さん)。
そんな魔法の習慣の中から、「料理の習慣」にかかわることを3つほどご紹介します。
貯まる習慣【1】
「使い切り」を意識したメニューを考える
食事のメニューを決めるとき、「この食材があるから、これを作ろう」という思考で、献立を考える人は、じつは、お金が貯まる人。月々の食費をぐっと抑えることができています。「貯められる人は、食材を『安く買う』ことより『使い切る』ことを重視しています」(大上さん)。
よく作るメイン献立に使う食材のあまりで、副菜やスープを作る、などのローテーションを考えておくと、うまく使い切りができそうですね。
貯まる習慣【2】
冷蔵庫に食材を詰め込まない
「冷蔵庫は7割収納を」などは、整理整頓のコツと思いきや、お金が貯まるといううれしい効果もあるよう。冷蔵庫の中が見渡せるので、ダブル買いや賞味期限ぎれを防ぐことができます。京都市の調査では、一般家庭で捨てられる食材は、一世帯4人あたり年間6万円にのぼるそうです。捨ててない人もいる、と考えると、もっと無駄になっている人もいるかも!?
貯まる習慣【3】
お気に入りのレトルト食品をストックする
レジャー帰りで帰宅が遅かったり、疲れて体調がイマイチだったり。
そんなピンチのために、市販のレトルトカレーやパスタソースを常備している人も、貯金体質といえます。なぜなら、うっかり外食の出費を減らせるから。お気に入りのものを選んでおくと手抜き感もなく、自分も家族も笑顔になれそうですね♪
いかがですか?
「お金を貯めよう」と無理をするのではなく、ちょっとした生活習慣を見直すだけで自然と貯金体質になれる方法、ぜひ実践してみてくださいね!
監修/大上ミカ イラスト/田中麻里子 文/編集部・吉川
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