もうすぐバレンタイン。やっぱり作りたいのは、中からとろりとチョコ生地が流れ出る、定番スイーツ
「フォンダンショコラ」。大きめのホール型や、小さなココットで作ることが多いレシピですが、実はおなじみのパウンド型でも作れるんです!
そこで、パウンド型で作れちゃう!進化系「ダブルベリーフォンダンショコラ」のレシピをご紹介します。
・一般的にフォンダンショコラはバターを使いますが、
オイルを使うから軽やかな生地に。
・生地が軽めなので、
生地の中に甘酸っぱいジャムを閉じこめるアレンジも可能。切り分ければ、ジャムがとろ~り出ますよ。
「ダブルベリーフォンダンショコラ」のレシピ
材料(約18×8.5×高さ6cmのパウンド型1台分)
生地
板チョコレート(スイート)……100g
薄力粉……30g
サラダ油……70g
卵……2個
グラニュー糖……60g
フォンダンペースト
ラズベリー(生または冷凍※)……8~10粒(約20g)
いちごジャム……30g
【下ごしらえ】卵は室温にもどし、溶きほぐす/オーブンを180℃に予熱する/薄力粉は万能こし器でふるう/ラズベリー(冷凍の場合は凍ったまま使ってOK)は手で6つ~8つにやさしくちぎり、いちごジャムと混ぜる。
※オーブン用シートを下図のように切る。線にそって折り目をつけ、太線部分に切り込みを入れて型に敷く。
【作り方】
(1)まずはチョコを湯せんで溶かして口径18~20cmの耐熱のボールに、チョコを手で2cm四方くらいに割り入れ、ボールの底を熱湯に当てる(湯せん)。泡立て器でゆっくりと混ぜてチョコを完全に溶かし、湯せんからはずす。
(2)分離しないよう、油は1/3量ずつを加えるサラダ油を3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる(泡立て器をボールの底につけたまま、ぐるぐるとすり混ぜる)。
(3)溶き卵は1/5量ずつなじませて溶き卵を5回に分けて加え、そのつど泡立て器で同様によくすり混ぜる。2~3回目までは油っぽくもったりしているが、4~5回目にはなじんでくる。全体がなめらかになればOK。
(4)砂糖、粉を混ぜたら、型に流してオーブンへグラニュー糖を加え、よくすり混ぜる。薄力粉を加えてぐるぐると混ぜ、粉っぽさがなくなったら手を止める。オーブン用シートを敷いた型に生地を流し入れ、型ごと5cmほどの高さから作業台に2~3回落として空気を抜く。180℃のオーブンで11分ほど焼く(表面はやや乾き、型を揺すると生地がふるふると動くのが目安)。
(5)いったん取り出し、ペーストを入れる天板ごと取り出し、中心にナイフで縦に1本切り目を入れる(ナイフは底まで当てる)。スプーンでフォンダンペーストを切れ目にそって落とし、ペーストが隠れるまで押し込む。
POINT 中心はペーストを少なめにし、両端にいくにつれて多めに入れ込むと、バランスよく熱が通ります。ペーストが隠れるまでしっかり押し込んで。(6)再び焼いてさめたら完成オーブンに戻し入れ、再び180℃で14分ほど焼く。型ごと取り出し、そのまま網にのせて10分ほどおき、粗熱を取る(型が素手でさわれる程度が目安)。オーブン用シートを持ち上げて型をはずし、シートごと網にのせて完全にさます(切り込みを入れたところが自然とくぼむ)。
POINT 型をはずして10~15分たったあと、ほの温かいくらいで切ると、中からほどよくとろりと溶け出します。熱いうちに切ると、勢いよく流れ出てしまうので注意。 どこを切っても、生地といっしょに中のペーストを味わえるのは、長方形のパウンド型ならではです♪とろける食感を存分に楽しめますよ~!
保存の目安
1本、または1切れずつラップで包み、冷蔵で2日、冷凍で2週間ほど。冷凍の場合はさらに密閉できる保存袋に入れて保存し、食べるときは自然解凍、または電子レンジで加熱して。
ほんのり温かいうちに切り分ければ、チョコ生地とジャムがとろ~り。冷やしてもなめらかな食感が楽しめます。
とろとろの至福の時間を味わってみてください~♪
(
『オイルで作る ふんわりケーキとサクサククッキー』より)
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