朝晩は肌寒くなってきた今日この頃。ついに柿のおいしい季節がやってきます。
そのままシャキシャキで食べても、柔らか~くじゅくじゅくにして食べても、それぞれの味わいが楽しめる柿。せっかくなら、自分が一番好きな食感で楽しみたい!
そこで、柿生産者の吉永直樹さん(奈良県・吉永農園)に、
柿の上手な保存方法を教えてもらいました。柔らかくする方法やシャキシャキ感をキープする方法を知って、思う存分好みの柿を堪能して。
上手な柿の保存法
Q.1 堅い柿を早く柔らかくするにはどうしたらいい?

風通しがよく直射日光が当たらない場所にそのまま置いておくだけでも徐々に追熟されますが、急ぐようなら
りんごといっしょにポリ袋に入れて常温保存。りんごは「エチレンガス」という果物の熟成を早めるガスを放出しているので、近くにある果物の追熟も早める効果があります。
Q.2 シャキシャキの状態をキープする方法は?

柿はへたの部分から水分が蒸発していくので、へたが乾燥すると鮮度が落ち、柔らかくなってしまいます。
水で湿らせたペーパータオルをへたにのせ、一つ一つラップで包み、へたを下にした状態で冷蔵保存すれば、シャキシャキ食感を長くキープできますよ。
保存方法をちょっと変えるだけで、お気に入りの食感が楽しめるなんて!
シャキッとした歯ごたえに、甘く熟したとろけるような食感。どっちも好きなら気分で変えてみるのもいいかも。
柿が手に入ったら、ぜひ試してみてくださいね。