ラジオの収録や朗読劇、アニメや映画、DVD発売を記念したイベントなど、さまざまな仕事先での食事やエピソードを披露してくれている
web連載『下野紘の現場メシお届けします。』。
今回は、8月で連載1周年を迎えたことを記念して特別編を3本立てでお届け!
連載第1回で紹介した『
音泉祭り』が今年も開催されるとのことで、イベント当日の下野さんに密着して「現場メシ」をのぞかせていただくことに。
特別編・第2弾では、リハーサルを終えた下野さんが臨む、本番のステージの様子をお届けします。ここでも現場メシが支えになっているのは、言わずもがな。その姿、とくとご覧あれ!
>>第1弾はこちら
キングがステージに登場!
大歓声に迎えられながら、ステージへ登場した下野さん。つい数分前まで細巻きを飲み込んでいたこと(
特別編第1弾を参照)など感じさせない凛々しい姿です。
「音泉キング」としてオープニングを宣言した後は、「キング&将軍&れいじる」として、同じく声優として活躍している檜山修之さんと川島零士さんとトーク。
「音泉キング」の誕生に関するトークや、記憶に残っている番組などの思い出話を繰り広げます。声優仲間の津田健次郎さんや梶裕貴さんからのメッセージもあり、会場はさらに盛り上がっていきます。
〈スペシャルキングタイム〉
続いて「スペシャルキングタイム」と題して、11人の女性声優さんとのトークやゲームが繰り広げられていきます。
下野さんはMCとしての登壇でしたが、推しアイドルについて語るコーナーでは、音泉祭りのアイドルとして「かわいい系男の子のアイドル」というお題に答えたセリフを披露しました。
名言誕生⁉
イベント前半でいちばんの盛り上がりを見せたコーナーは、ずばり「下野紘VS稲垣好 俺は、女性声優のおにぎり。名前はまだない」。女性声優陣による手作りおにぎりを賭けて、稲垣さんと「たたいてかぶってじゃんけんぽん」ゲームで対決。
下野さんは負けてしまったものの、うれしいことに(?)梅干しやねぎ、ウインナ、さらに駄菓子の「ねるねるねるね」がのせられた奇抜なおにぎりを実食することに。「よく言えば、洋風おはぎ」という名言が生まれ、会場は大歓声に包まれました。
つかの間の休憩も食べる食べる食べる!
前半が終わり、気がつけば30分押しというほどの充実ぶり。休憩でステージから降りた下野さんは、ちょっとお疲れと思いきや、階段を駆け上がって再びケータリングのもとへ。
「うわー、おすしあるじゃん!」と満面の笑みで大好きだというまぐろに箸をのばします。なんと、スタッフさんがおすしを追加で用意してくれていたのでした。
続いて、冷凍ケースへ足を向けた下野さん。アイスクリームに手をのばしたそのとき、スタッフさんが駆け寄り「下野さん、メイク直しがあるので」とストップが……。
しかし「直しはもういいです……甘いものが食べたいので! プリンならいけるはず!!!」と、粘りを見せます。ものの15 秒ほどでプリンを流し込む姿はさすが。
そして、再びステージに戻るかと思いきや、下野さんの足は再び冷蔵ケースへ……。
見ると、手にはフルーツ大福が握られています。もう本番が始まる時間ギリギリ。それでも「疲れたときは甘いものですから!」と、階段を下りながら、口の中へと押し込んでいきます。意外とボリュームのあるフルーツ大福も、あっという間に食べ終え、ステージ裏に着くころにはしっかり水を飲んで準備万端!
ステージに出ていく下野さんを見送るスタッフさんが、つぶやきました。「こうやってつじつま合わせちゃうところが、キングたるゆえんなんですよね」。はい、私たち、しっかりその姿を見させていただいています。
後半戦突入!
後半は「番組予算200万円争奪! 音泉カップ!」として各番組がチームになって挑戦。下野さんは音泉キングの椅子に座り、コメンテーターとして判定します。
「川島さんがお昼ごはんに食べたものは何?」というクイズでは、ケータリングにはなかった「タコス」というまさかの答えが出たり、「動物っぽいパーソナリティは?」というアンケートでは、下野さんが「犬っぽい、鳩」という理由から4位にランクイン。
最後に各チームが賞金をかけてベットをするコーナーになると、下野さんはステージの端から端までゆっくり歩き、1階から3階までのみなさんへご挨拶。ファンサの神、キングたるゆえんはここにもあると、会場にいる全員が感じたはずです。
エンディングへ
200万円争奪戦は無事に終わり、エンディングへ。すべてのプログラムを終え、ステージから降りた下野さんは、演者さんたち一人一人に声をかけていました。ステージを降りてもキングなのです。
14時にオープニングがスタートし、15分ほどの休憩をはさんで、すべてのプログラムが終わったのが18時近くのこと。
下野さんは、最初から最後までステージ上で大活躍。司会進行をしながらコメンテーターもこなし、ときに愛らしい少年のセリフで盛り上げ、ときに大声を張り上げてのツッコミを披露し、どんなときも全力投球でした。それを支えたのは、まさに現場メシ。
リハ中にかき込んだ焼きそばやそうめん、かき氷、一瞬の休憩で飲み込むように口にしたおすしにプリン、フルーツ大福だったのです。
次回は、本番直後の
下野さんにインタビュー。10/31(木)の公開です!
>>第1弾はこちら
■音泉祭り2024~アニラジといえば音泉だね!~https://www.onsen.ag/sp/20th/■下野紘ひとりらじおhttps://www.onsen.ag/program/shimono
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下野 紘(しもの・ひろ)
4月21日 東京都生まれ。アイムエンタープライズ所属。
2001年に声優デビュー翌年、2002年にはアニメ「ラーゼフォン」で主役の神名綾人に抜擢される。
アニメの主な出演作品は「僕のヒーローアカデミア」荼毘役、「進撃の巨人シリーズ」コニー・スプリンガー役、「鬼滅の刃」我妻善逸役、「ONE PIECE」光月モモの助役などがあり、ほかにも「CDTVライブ!ライブ!」でナレーションを務めるなどアニメ以外でも幅広く活動している。