加齢とともに目の下にたるみが出てきた、目元の印象が変わった……と感じること、ありませんか? 目頭からほおの中央に向かって斜めに入るたるみジワは「
ゴルゴ線」と呼ばれ、
骨格がゆるんだり、ゆがんだりすることで生じるといわれています。
今回はこの「ゴルゴ線」の改善に有効な、
たった〈1分〉で簡単にできちゃうセルフケア方法をご紹介します。
「ゴルゴ線」とは?
目頭からほおの中央にかけて入るラインで、同じラインが入った漫画の主人公にちなんで、ゴルゴ線と呼ばれています。ゴルゴ線ができるのは、頭蓋骨を構成するパーツがゆるんだり、ゆがんだりすることで、本来の「球体」から、デコボコの状態になるためです。
改善するには、ゴルゴ線の下にある頰骨を動かし、あるべき位置に戻すことで、顔を球体に近づけます。頰骨を動かすには、裏側にある後頭部をほぐすことも大事です。
たるみスッキリ!1分間のセルフケア
①顔を上げる
ゴルゴ線の位置を確認し、線が薄くなる角度まで顔を上げます。
②手でゴルゴ線を引き上げる
指の腹を使って皮膚を引き伸ばすように、ゴルゴ線をやさしく引き上げます。
③後頭部をゴソゴソ揺する
手をほおに添えたまま反対側の手で、後頭部をつかむようにしてゴソゴソ揺すります。力の入れ方は、自分が気持ちいいと思う強さが◎。ゴルゴ線の裏に位置する筋膜をはがすイメージで。
④反対側も同様に行う
反対側も①~③を繰り返します。
POINT!
必ず毎日継続しないと効果が出ないということはありません。できない日があったら翌日に2回行うなど、調整すればOK!(ただし刺激しすぎないように、一日5回、5分までに)。
また、リラックスした姿勢で、全身の筋肉をゆるめて行うのがもっとも効果的。気軽な気持ちで始めてみてくださいね。
教えてくれたのは……
三木まゆ美さん
「骨格小顔セルフケア®」開発者、「骨格ボディメイクセラピスト養成講座」主宰。
『予約の取れないセラピストの骨格小顔1分メソッド』(オレンジページ)が好評発売中。自身の外見コンプレックスがきっかけで会社員からエステティシャンへ転身。某大手エステサロンにて経験を積み独立。医療、治療、美容など、15 年間にわたりキレイになるための方法を学び、ビジネスパートナーとともに「骨格ボディメイク」を開発。
インスタグラム:
mona.risa.mm