大鍋でお湯を沸かす必要がなく、通常のゆで時間+αの加熱時間で、電子レンジでゆでられるパスタメーカーは、ひとりランチ用にはうってつけ。私も愛用していますが、家族がそろう休日や子どもたちの学校が長期休みのランチとなると話は別なんです。一度に全員分をゆでられないならかえって手間だし、でき上がりに時間差ができてしまうのも難点。結局、お湯を沸かしてゆでたほうが早いんじゃ……と思ってしまうんです。
そんな状況に風穴を開ける、パスタメーカー界の救世主!
4人分まで一気に調理できるアイテムを3COINSで見つけました。

本体の容量は1.9L。湯切りかごとフタがセットになっています。いずれも耐熱温度は140℃(耐冷温度-20℃)。※大型容器のため、ターンテーブル式の電子レンジでは使用できません。
電子レンジで加熱する際、ふたをするのは厳禁です(吹きこぼれてしまうから)。ならばなぜふた付き?……と思ったら、こんなかゆい所に手が届いていました。

1人分(約100g)と2人分(約200g)を量れるパスタゲージ付き! さらに1~4人分それぞれのゆで時間が500Wと600Wに分けて記載されており、取扱説明書代わりになっています。
① 4人分のパスタなら+11分! 水切りもスムーズ
このパスタメーカーを使って、4人分のパスタをゆでてみます。本体内側の側面には必要な水分量の目印があり、その線まで水を入れます。

湯切りかごをセットし、パスタと塩少々を入れ、ふたをせずにこのまま電子レンジへ。

4人分で600Wの場合、通常のゆで時間+11分。今回使ったスパゲッティは5分ゆでなので、16分加熱するとこんな感じ。パスタメーカーの中で、グツグツとパスタがゆだっています。

やけどに気をつけて取り出したら、湯切りかごを持ち上げるだけ。これまで使っていたもの(カップ焼きそばのお湯を捨てるときみたいに、穴の開いたふたをしてお湯を捨てるタイプ)に比べたら、一瞬の作業。ラクすぎる!

今日のメニューはナポリタンにしました。パスタを電子レンジで加熱している間、コンロと手はあいているので、パスタソースを準備したり、つけ合わせやスープを作ったりできるので助かります。具を炒めて味つけしておいたフライパンに、ゆで上がったスパゲッティを投入!

ちょっとソースの水分が足りなくて、パスタのゆで汁を足したいときも、パスタメーカーに残っているので大丈夫です!(カップ焼きそばのお湯方式だったらできない技!)
② ブロッコリー1個分、洗う→加熱→保存までこれ一つで!
さて、このパスタメーカーを使っていて思いつきました! 電子レンジ加熱OKの本体+かご+ふた……ということは、電子レンジで野菜が蒸せる調理器具と同じ構造です。しかも大容量だから、一度にいっぱい蒸せるのでは!(ニヤリ)

ブロッコリーまるまる1本、小房に切り分けたものが、ちょうどおさまりました。ざる付きだから、水洗い後の水切りも簡単。

水けを切ったら、ふたをかるくのせて電子レンジへ。私は3分くらい加熱してみました(様子を見ながら加減してくださいね)。

一度に使いきれない分は、さめてからしっかりふたをしてそのまま保存するのもアリ。ここでふたが役立った!

一粒で二度おいしいこのパスタメーカー。難点は、蒸し野菜を保存中にパスタがゆでられないことぐらいです(笑)。
この記事を書いたのは…
ライター・まる
プチプラアイテム大好き! 100円ショップの前を通りかかると、ふらふらと吸い寄せられ、しばらく出てこられない女。食いしん坊でもあるので、キッチングッズチェックも抜かりない(そして、物が増える……)。
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