いろんなおかずを作って詰めて……毎朝のお弁当作りって本当大変。
やっと完成したと思ったら、シンクに洗い物がたまっていた! ということってありますよね。
そんなあなたに、作り手もラクで食べておいしい最強レシピ『鶏の塩焼き弁当』をご紹介。塩味だからこそ、素材の旨みが引き立って毎日食べても飽きない味。卵焼き器1つで作るから、洗い物も減らせます♪
卵焼き器1つでお弁当を作るには…?
基本の流れは、
①卵焼き器にお湯を沸かし、野菜をゆでる②湯を捨て、卵料理を作る③肉・魚を焼くというもの。こちら、料理家・藤井恵さんが、忙しい中で娘さんの弁当をおいしく手軽に作るために編み出した、すごいワザ! 最後に油や調味料がつく料理を行えば、洗い物もなく一気に調理ができちゃうんです。
このすごワザを
わかりやすい動画でもチェックして!
卵焼き器で作る『鶏の塩焼き弁当』のレシピ
ブロッコリーの塩ゆでの材料
ブロッコリー……1/4株(約80g)
〈A〉
水……1カップ
塩……小さじ1
塩卵焼きの材料
卵……1個
〈B〉
水……大さじ1
塩……ひとつまみ
鶏の塩焼きの材料
鶏もも肉……1/3枚(約80g)
〈C〉
塩……軽くふたつまみ
粗びき黒こしょう……少々
ご飯
梅干し
黒いりごま
サラダ油
下ごしらえ
・ブロッコリーは小さめの小房に分ける。
・ボールに〈B〉を入れ、卵を割り入れて溶き混ぜる。
・鶏肉は一口大に切り、〈C〉をすり込む。
作り方
(1)ブロッコリーをゆでる
卵焼き器に〈A〉を入れて中火にかける。湯が沸騰したら、ブロッコリーを入れる。ときどき返しながら1分ほどゆで、ペーパータオルを敷いたバットに取り出して水けをきる。
(2)卵焼きを作る
卵焼き器の湯をあけてさっと水けを拭き、サラダ油小さじ1/4をペーパータオルで塗って中火で熱する。卵液の1/2量を全体に流し入れ、表面にほぼ火が通ったら手前に巻く。
卵焼きを奥に寄せ、あいたところにサラダ油小さじ1/4を塗る。残りの卵液を流し入れ、奥の卵焼きを持ち上げて全体に広げる。①と同様に手前に巻き、バットに取り出す。粗熱が取れたら3等分に切る。
(3)肉を焼く
卵焼き器にサラダ油小さじ1/2を中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして入れ、菜箸で押しつけながら3分ほど焼く。こんがりと焼けたら、裏返して3分ほど焼き、バットに取り出す。弁当箱にご飯、おかず3品を詰め、ご飯に黒ごまをふって梅干しをのせる。
卵焼き器だけでお弁当ができるまでを動画で見る!
これで『鶏の塩焼き弁当』は完成。あっという間ですよね。さらに、お弁当をおいしそうに見せるちょっとしたコツも紹介。
赤や黒を入れるとお弁当がひきしまる!

「何だか物足りないな……」と感じるときは、
赤い色の梅干しやしば漬け、ゆかり、黒い色の昆布のつくだ煮や塩昆布、黒ごまを入れるのがおすすめ! 全体がひきしまってぐんと見栄えがよくなります。
この手順さえ覚えておけば、鶏肉やブロッコリー以外でも応用が可能です。
お弁当作りに慣れていない初心者さんでも作りやすいので、ぜひ試してみてくださいね!