『きんかんとしょうがのシロップ』の作り方を写真でチェック!冬に旬を迎える金柑(きんかん)は、やさしい甘ずっぱさとほのかな苦みが魅力。ビタミン豊富でのど飴にも使われるフルーツです。
皮ごとのきんかんに黒砂糖でこっくりとした甘みを加え、さらに体を温めてくれるしょうがを合わせた、体にやさしいシロップをご紹介します。
寒い日や、ちょっと風邪っぽいかも?と思った日に、お湯や豆乳で割ってぜひ飲んでみてください。ほっと温まりますよ。
『きんかんとしょうがのシロップ』のレシピ
材料(作りやすい分量)
きんかん……250~300g(1パック)
しょうが(大)……1かけ(約20g)
黒砂糖……80g
あればシナモンスティック……1/4本
作り方
(1)材料の下ごしらえをするしょうがは薄切りにする。きんかんはへたを取り、横半分に切って種を取り除く。
(2)しょうがを煮る小鍋にしょうがと水1と1/4カップを入れ、中火にかける。煮立ったら弱火にし、5分ほど煮る。
(3)残りの材料を加えて煮るきんかん、黒砂糖、あればシナモンスティックを加えて混ぜ、ふたをして15分ほど煮る。
(4)希釈していただくきんかんがくったりしたらでき上がり。シロップ大さじ3~4に対して湯1/2カップを目安に希釈して飲む。

初めにしょうがだけさっと煮て、香りや味を引き出してから他の材料を入れるのがポイント。
トーストやサラダに合わせるのもおすすめです。きんかんは皮をむかなくても食べられるので、シロップといっしょにおやつがわりにもどうぞ。
教えてくれたのは……
今井ようこさん
野菜料理と身体に優しいお菓子の教室「roof」主宰。ストイックになりすぎず、ナチュラルな味わいで体に負担のかからない、初めてでもトライしやすいお菓子作りを提案している。