
ローゼルはお茶にもコーヒーにもご飯のお供にもなる!活用術を紹介。

皆様こんにちは。味曾野マヌルです。
皆様は「ローゼル」という植物をご存じでしょうか。
オレぺエディターのlancoronaさんもブログで紹介されていましたが、ローゼルは食用のハイビスカスです。
じつは鮮やかな赤いお茶で知られるハイビスカスティーはこのローゼルから作られたものなんです。

私も先日ローゼルの実と葉を手に入れて色々と活用したのでその方法を紹介いたします!
(購入先は千葉県のとある道の駅です。)
ガク(萼)はハイビスカスティーに!
ローゼルで使われる部分として主要なのは外側の赤いガクの部分。
酸味が強くジャムにもできる部分です。
私は菜箸でガクを取る方法を知らなかったので手を使ってもぎり取りました。

ハイビスカスティーの作り方としてローゼルのガクを乾燥させてから熱湯を注いで完成という方法もあるのですが、今回は乾燥させずにお茶パックに詰めて熱湯を注ぎました。
このような方法でも立派なハイビスカスティーができあがります!
ちゃんと赤くて酸っぱいですよー。
ホットでもアイスでも美味しく飲めます。

種はコーヒーに!
ローゼルの実の中にある種も活用します。
まず実を指で割って種をすべて取り出します。これが地道で大変―!
種をすべてフライパンに入れて火にかけ、途中フライパンを揺らしながらこげ茶になるまで焙煎します。15分くらい焙煎したかな。

焙煎した種をすり鉢で粉状になるまですりつぶし、コーヒー用のドリップパックに入れてゆっくりと熱湯を注いで完成!

これが「ローゼルコーヒー」です。
味はトウモロコシ茶や麦茶に似たやさしい味。
それほど苦味は強くないのですがコクがあって大好きです!

葉はご飯のお供に!
ローゼルの種は酸っぱくないけど、ガクと葉は酸っぱいです。
珍しくローゼルの葉も手に入ったので食べ方の一例を紹介します!

電子レンジ対応の皿に葉を入れ、ラップをふわっとかけてレンチンします。
レンチンで十分蒸されたら食べやすいように包丁でカットしてから軽く塩もみして、簡単にご飯のお供の完成!
梅干しに付いているシソの葉そっくりの味わいになります。

以上、ローゼルをガクから種、葉まで使える方法の紹介でした!
ローゼル活用術の例として参考にしていただければと思います。

補足として、ローゼルはオクラと分類的に近い植物というのもあり作業中けっこうネバネバしてましたー。(笑)
それもまたローゼルの面白いところです。
ご一読ありがとうございました!