2023.09.26

【おすすめ土産】笑顔溢れる吹き寄せと地元の伝統菓子◎

#お土産・お取り寄せ #お菓子・スイーツ

皆さん、こんにちは♪
今月に入ってようやく秋の気配を朝晩、ほんのりと感じられるようになりました。
暑さに耐え抜いた自分を癒すべく、食欲の秋へとどっぷりと身をゆだねましょうか（笑）
気温が落ち着いてくると行動範囲も広がって、それに伴い人に会う機会が増えてくる、
という事で、８月のお題【おすすめ土産】に乗り遅れてしまいましたが、
すみませんっ！！！！どうしてもご紹介したい商品があったため、
今回【おすすめ土産】をご紹介させていただけたらと思います✨

１つ目は贈っても贈られても嬉しい「中川政七商店」吹き寄せ税込2,160円♪
吹き寄せとの出会いは、沖縄旅行帰りの伊丹空港内で見つけ一目ぼれ～。
沢山の荷物に疲弊し（笑）硬く閉じられた財布のひもに一瞬悩むも「欲しい」が勝り購入◎

享保元年から300年かけてつくりあげたブランド

「中川政七商店」は１７１６年創業の奈良の老舗の麻織物問屋で、
現在では、幅広い生活雑貨を全国展開するお店です。
かや織ふきんというとイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか♪

今回手にとりました「吹き寄せ」とは、
色とりどりの木の葉や実が風に吹かれて1カ所に集まった様子を意味する言葉だそうです。
その言葉から着想を得たお菓子とは風情があって素敵ですね♪
中身も勿論、魅力的ですが、缶欲しさに釣られたいうのも否めない、オレンジカラーと鹿モチーフの丸い缶✨
こちらは何と！正倉院の宝物「麟鹿草木夾纈屏風　りんろくくさききょうけちのびょうぶ」を元にした高貴なデザイン。
春限定のピンクの缶なども展開されていますが、こちらの色合わせ、オレぺ読者さまなら響いてくださるでしょうか(^^♪

いにしえに想いを馳せる彩豊かなせかい缶♪

パッと蓋をあけると、缶いっぱいに敷き詰められた可愛い世界観✨

鹿や麻の葉モチーフの最中皮をはじめ、ミニこんぺいとう、ぼうろ、ふぶあられ、落雁などが入っていて、
好みのツボを押さえており、自分の願望をカタチにしたモノにいきなり出会えた瞬間でもありました✨

可愛らしい形と口に運びやすいサイズ感、
そして「子供の頃におばあちゃんと一緒に食べたような」懐かしい味わいは心がホッと和みます。

緑茶と一緒に愉しむのも勿論ですが、手作りの台湾スイーツ豆花と併せて愉しんでみました◎
豆皿にのせて出すだけで特別感がちょっと増します。

手作りの豆花も少しだけご紹介させてくださいね(^^♪
甘さを加えずに豆乳のみで作った豆花をベースに、
カルディの商品を使用して作った台湾の伝統的なスイーツ紫芋団子「芋圓　ユーエン」、
ゆでた乾燥タピオカ、缶詰めの粒あん、黒蜜を合わせて完成。
今回は豆花用のシロップはあえて作らずに、あんみつ風に仕上げました。
ヘルシーでとろける食感の豆花、芋圓やタピオカのモチモチとした食感が心地よく、更に黒蜜が美味しさを底上げしてくれました♪
最初は豆花だけを食べる予定でしたが、吹き寄せを少し添えるだけで、
より食べるワクワク感と楽しさが増しました◎

ちょこちょこと楽しみながら食べすすめられ、少し添えるだけで華やぐ「中川政七商店」吹き寄せのご紹介でした～✨

天保7年（1836）創業から続くお菓子

次にご紹介させていただくのは、地元で愛される「かみしめ屋」
屋号にも使用されているかみしめは、日本三大おこしのひとつで、
江戸時代の手法そのままに、現在も作り続けられている、もち米を使用したお菓子です。

店内のショーケースには伝統を感じさせる銘菓が美しく陳列されており、
歳を重ねるごとに、続けること、極めること、愛おしむことの大切さを、かみしめを通してひしひしと感じる今日この頃です。

こちらが名物の「かみしめ」

繊細なかみしめは、その日の天気や気温、湿度に左右されやすく、たいへん神経を遣う作業で、
蒸したもち米を天日に干し（干飯）、それを薪釜で煎ってから黒砂糖と水飴をからめ、きな粉と水飴を混ぜて薄くのばした皮で巻くという工程を経て作られていきます。

毎年７月から９月の間は、かみしめの原料になる干飯づくりに専念するため、その期間の販売はお休みです。
酷暑が続く近今、繊細なかみしめ作りにも影響し、販売休止期間は長くなっているとのこと。
職人さんのご苦労と共に、楽しみに待っている人達、、、、
１８０年も続く伝統や想いは苦難をも乗り越える大きな力を持っており、更なる歴史をも刻む原動力になっています！

かみしめの特徴ですが、きな粉をまとった周りの極薄の皮が、ぐにゅっとしたおこしの食感を優しく包み込んでいて、他にはない不思議な食感と香ばしい香りが広がります。
江戸時代にこの手法が編み出された事にも驚きですね。