本に寄り添う【読書の秋】
私はInstagramで料理の発信をしているのですが、いろんな料理家さんの料理本や海外の料理家さんの書籍もとても綺麗なので沢山集めています。
料理に関する小説も読みたいなと思い
「何か面白い本、知りませんか?」とストーリーでフォロワーさんに質問したところ、
古内一絵さんの本をおすすめしてくださいました。
今日は私がいま愛読している本のご紹介をしたいと思います。
料理を題材にした作品が多いという古内さんの本の中から、
私が選んだのは『女王さまの夜食カフェ』。
夜の静けさの中で、心とお腹をそっと満たしてくれるような物語です。
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舞台は、街の片隅にある小さな夜食カフェ「マカン・マラン」。
店主はドラァグクイーンのシャール。
カウンターに立つ彼女がつくる夜食は、どれもやさしくて、どこか懐かしい味。
お腹がすいている人だけでなく、
心がちょっと疲れた人たちがふらりと立ち寄るお店です。
登場する料理はどれも魅力的で、
失敗した蒸しケーキをアレンジしたトライフル、
豆乳クリームで仕上げたデザートなど、
体にも心にもやさしい“夜のごちそう”が並びます。
読んでいると、
「食べることって、誰かを癒やす魔法みたいだな」と思わされます。
そして、
「空っぽなら、埋めればいい」というシャールの言葉が、
静かに心に残りました。
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忙しい日々の中で、
つい自分のことを後回しにしてしまうことってありますよね。
でもこの本は、
“自分をいたわる時間”を少しだけ取り戻させてくれます。
夜の台所で、
温かいスープをよそいながら読むのにぴったりな一冊です。
ほんの10分、15分でもいいので自分のための読書の時間を作ってみるとグッと集中できる時間がストレス解消の一瞬になるかもしれません。

そしてもう一つ、最近見つけた
本に関わるとっても素敵なアイテムを紹介します。
その名も
『本に寄り添う文鎮』

初めは商品名に惹かれて手に取ったのですが、
使ってみるとその名のとおり、しっくりと
本の形にぴったりと寄り添ってくれました。
曲線のフォルムはやわらかく、どんなページにも自然に馴染みます。
金属のひんやりとした質感も心地よく、
ページを押さえるたびに、小さな安心感が広がります。
風のある日、テラスで本を読むとき。
キッチンでレシピを開くとき。
この文鎮がそっと支えてくれるおかげで、
どんな場所でも「自分の読書時間」を穏やかに楽しめるようになりました。
主張しすぎないシルエットも大好きで
読書時間の私の片手は自由の身となりました。
在宅ワークや資格の勉強、レシピ本を開いての料理作りなど、いろんな場面で活用できると思うので、ぜひチェックしてみてください。
種類は3種類
私が使っているのは
グレーの鉄素材(税抜2100円)、
約195gと程よい重さです。
他には黒の鉄素材と
真鍮を使った素材もあってこちらは少しお値段が張ります(税抜6000円)。
最後まで読んでくれてありがとうございました♪










