
【保存版さつまいもレシピ】外はカリッ、中はホクッ『大学芋』の作り方【飛田和緒さん】

秋の味覚といえば〈さつまいも〉。
さつまいもといえば……、そう! 〈大学芋〉!!!
外はカリッと、中はほくほくとした食感がたまらないですよね~。
とろりとしたみつをまとったその姿は、まるで宝石のよう。
ほどよい甘さが、おやつにはもちろん、おかずにもぴったりです。
「大学芋」の名前の由来
大正から昭和にかけて、大学生が好んで食べていたことから、この名前がついたと言われています。
※諸説あります。
『大学芋』のレシピ

材料(2人分)
さつまいも 1本(300~350g)
〈みつ〉
砂糖……大さじ2
みりん……大さじ3
しょうゆ……大さじ1
黒いりごま……適宜
揚げ油
作り方
(1)

さつまいもはよく洗い、皮ごと乱切りにする。

さっと水で洗ってから、水に5分ほどさらしてアクを抜く。ペーパータオルで表面が乾く程度まで水けを拭く。
(2)

鍋に揚げ油を低温※に熱する。さつまいもを入れ、5~6分揚げる。竹串を刺してすっと通ったら、揚げ網に一度取り出す。
※160~165℃。乾いた菜箸の先を鍋底に当てると、細かい泡がゆっくりと揺れながら出る程度。

油を高温※に熱してさつまいもを戻し入れ、ときどき全体を混ぜるようにしながら、揚げ色がつくまで3~4分揚げる。取り出して油をきる。
※185~190℃。乾いた菜箸の先を鍋底に当てたとたん、細かい泡がシュッシュッと一気に出る程度。
(3)

深めのフライパンにみつの材料を入れて中火にかけ、焦げつかないよう絶えずへらで混ぜる。茶色く色づき、へらですくうとぽたりと落ちるくらいになるまでとろみがついたら、さつまいもを加える。

フライパンを大きく揺すりながら、さつまいもにみつをしっかりからめる。
(4)

オーブン用シートを敷いたバットにさつまいもを広げる。黒ごまをふりかけ、粗熱を取る。
ほっこり甘いさつまいもに、こく深く上品なみつがからんだその味わいにうっとり。温かいお茶によく合います。
はぁ……おいしすぎて、食べ進める手が止まらない!
さつまいもが旬のうちに、ぜひ何度でも作ってみてくださいね。
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料理・スタイリング/飛田和緒 撮影/髙杉 純 文/編集・伊藤