火を止め放置で鶏胸ぷるん♪栗原心平流『よだれ鶏』ゆで汁活用で極上スープもできる
料理家・栗原心平さん直伝、絶品『よだれ鶏』。砂糖と塩を加えたゆで汁で鶏肉をさっと煮たら、あとは余熱におまかせ。香味たっぷりのピリ辛だれをかければ、思わずうなるおいしさです。
さらに、鶏のうまみが溶け出たゆで汁は『トマトかきたまスープ』に変身! 鶏胸肉をぷるんと柔らかくゆでるコツとともにご紹介します。
【必読】栗原心平さん直伝! 『よだれ鶏』をおいしく仕上げるコツ
砂糖と塩で、うまみをプラス

ゆで汁に砂糖と塩を加えると、淡泊な胸肉にうまみが加わり、ほんのりとしたこくもアップ! 香味だれをかけたときも味がのりやすく、満足感のある仕上がりに。
ダブルのふたで、熱をキープ

火を止めたら、すぐにアルミホイル&ふたで完全密閉! 余熱を閉じこめることで、中心までじっくり火が入り、胸肉がぷるんと柔らかに。厚手の鍋とふたがあれば、アルミホイルなしでOK。
『ぷるん!よだれ鶏』のレシピ

材料(作りやすい分量)
鶏胸肉(皮なし・大)……1枚(約400g)
〈ゆで汁〉
水……3と1/2カップ
酒……大さじ2
砂糖……小さじ1
塩……小さじ1
〈香味だれ〉
小ねぎの小口切り……6本分
にんにくのみじん切り……1かけ分
しょうがのみじん切り……1かけ分
白いりごま……大さじ1/2
しょうゆ……大さじ2
オイスターソース……大さじ1
すし酢……大さじ1/2
一味唐辛子……小さじ1/2
豆板醤(トウバンジャン)……小さじ1
作り方

(1)鶏肉は厚みを半分に切る。口径約20cmの鍋にゆで汁の材料を入れ、中火にかける。しっかり煮立ったら鶏肉を入れ、再び煮立ったらすぐに火を止める。すぐにアルミホイルをかぶせ(やけどに注意)、さらにふたをして密閉し、そのまま1時間ほどおいて余熱で火を通す。

(2) ボールに香味だれの材料を混ぜる。(1)の鶏肉を取り出して※水けを拭き、繊維にそって幅1cmほどに手で裂く。器に盛り、香味だれをかける。※ゆで汁は『鶏だしのトマトかきたまスープ』(下記)に使うので、捨てずにとっておく。
手で裂くからふわっとほぐれ、香味だれがよくからんであとを引く味わいです!
『鶏だしのトマトかきたまスープ』のレシピ

材料(作りやすい分量)
『ぷるん!よだれ鶏』のゆで汁……全量
トマト(小)……2個(約150ɡ)
玉ねぎ(大)……1/4個(約60ɡ)
溶き卵……1個分
片栗粉……大さじ1/2
しょうゆ……小さじ1
白いりごま……少々
好みでごま油……適量
作り方
(1)トマトは1㎝角に切る。玉ねぎは縦に薄切りにする。片栗粉は同量の水で溶き、水溶き片栗粉を作る。
(2)鍋によだれ鶏のゆで汁を入れて中火にかける。煮立ったら玉ねぎを加え、1分ほど煮て、しょうゆを加える。再び煮立ったら水溶き片栗粉をもう一度混ぜてから加え、全体を混ぜる。とろみがついたらトマトを加える。
(3)ひと煮立ちしたら、先の細い箸2本を伝わせて、溶き卵を細くたらすようにゆっくりと加える。ふんわりと固まったら、全体をやさしく混ぜて火を止める。器に盛り、白いりごまをふり、好みでごま油を回しかける。
かきたまスープは、さわやかなトマトとふわふわ卵で軽やかに。
鶏のうまみたっぷりの『よだれ鶏』と、ゆで汁までおいしく味わう『トマトかきたまスープ』。ぜひ二品いっしょにご堪能ください!
料理家。テレビや雑誌、書籍などを中心に活躍中。近著『栗原心平のお料理ドリル』(小学館)、『栗原心平流 野菜ひとつのだけつまみ』(小社)が大好評。公式YouTube「ゆとりの空間チャンネル」も大人気。
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料理家/栗原心平 撮影/寺澤太郎 スタイリング/久保田朋子 文/池田なるみ







