2026最新!人気料理家・編集者推薦『フライパン』10選。島本美由紀さん監修の選び方も
毎日の食卓を支える「フライパン」。いざ買い替えようと思っても、鉄やステンレスといった素材の違い、最新のコーティング技術、家族人数に合うサイズなど、選択肢が多くて迷ってしまいますよね。
そこで今回は、料理研究家の島本美由紀先生監修のもと、フライパンの正しい選び方をわかりやすく解説します。素材ごとのメリット・デメリットから、編集部が厳選した最新おすすめモデル10選、さらにプロが実際に愛用する逸品まで徹底紹介。毎日のお料理がもっと楽しく、おいしくなる一品を見つけるヒントにしてください。
料理研究家・ラク家事アドバイザー・防災士。旅先で得たさまざまな感覚を料理や家事のアイデアに活かし、身近な食材で手軽においしく作れるレシピを提案。冷蔵庫収納や食品保存、食品ロス削減アドバイザーとしても活動し、テレビ番組や雑誌に数多く出演。著書は80冊を超える。
『フライパン』のおすすめの選び方

フライパンを選ぶ際は、素材やサイズ、コーティングの特性を理解し、調理頻度や家族構成など、ライフスタイルに合っているかを確認しましょう。
素材は料理する頻度と手入れのしやすさで選ぶ

フライパンの素材は、熱伝導率や耐久性、洗いものの負担などを左右する重要な要素です。素材ごとの特徴を知り、自分にぴったりの商品を見つけましょう。
アルミ製:軽さと熱伝導の速さが魅力
フライパンのなかで最も軽量で、熱が伝わるスピードが非常に速いのが特徴です。パスタ料理や野菜炒めなど、手早く火を通したい調理に最適。一方で、蓄熱性は低いため肉をじっくり焼くのには不向きな面も。また、強火で熱するとコーティングの劣化を早めてしまうことがあるため、高火力は避けて使用するのがおすすめです。
ステンレス製:よく肉料理をする人におすすめ
サビや傷に強く、適切な予熱を行えば均一な保温・蓄熱性を発揮するため、肉のソテーや余熱調理に適しています。一方で、熱伝導率が低くたんぱく質がくっつきやすい傾向があるため、油を充分になじませることが大切。本体も重い商品が多く、やや上級者向きの素材といえます。
鉄フライパン:本格的な味に仕上げたい人に
熱伝導と蓄熱性が極めて高く、プロが使うことも多い素材。高火力での調理が可能なため、炒めものや焼きものを香ばしく仕上げられます。使用前の「油慣らし」や、サビを防止するための水分除去など、管理にやや手間はかかりますが、正しい手入れを継続すれば数十年単位で長く使用可能です。
サイズは家族人数と調理する量で選ぶ

フライパンのサイズは、一度に調理する量に合わせて選ぶことがポイント。大きすぎると取り回しがしにくく、反対に小さすぎると必要な量が調理できない、ということになってしまいます。
人数に合わせた直径の目安
1〜2人用の調理には直径20〜24cm、3〜4人用の標準世帯では26〜28cmが汎用性の高いサイズ。5人以上の多人数や作りおきを前提とする場合は、28cm以上の大型サイズが効率的です。
深型・浅型は調理法で使い分けて

浅型は底面積が広く、ハンバーグ等の反転作業が容易なため「焼きもの」に向いています。対して深型は、炒める以外に「煮る」「ゆでる」「揚げる」といった鍋の機能を兼ね備えており、限られた調理器具でさまざまな用途に使用したい人におすすめです。
コーティングの種類は手入れのしやすさと寿命を左右する

コーティングの種類は、日々の手入れのしやすさやフライパンの寿命に影響します。それぞれの特徴を確認しておきましょう。
焦げつきにくい「フッ素樹脂加工」
フッ素樹脂加工のフライパンは、食材が焦げつきにくく手入れをしやすいのがメリットです。少量の油で調理でき、洗いものの手間も少なくすみます。価格帯も安価なものが多く、手軽に手に取りやすい種類です。ただし、高温調理でコーティングが劣化し、金属製のヘラやトングで加工が剝がれやすいため、あまり長く使えない傾向があるという点は覚えておきましょう。
耐久性が高い「ダイヤモンド加工」
フッ素樹脂に人工ダイヤモンド粒子を配合することで、表面硬度と耐摩耗性を高めた加工です。傷がつきにくく、長く使えるのが魅力。ただし、基本はフッ素樹脂であるため、高温で劣化しやすいのは同じ。からだき等の高温には注意しましょう。
熱に強い「セラミック加工」
セラミック加工のフライパンは、熱伝導性の高さと遠赤外線効果が期待でき、食材をふっくら香ばしく仕上げることができます。フッ素樹脂よりも耐熱温度が高いため、摩耗や傷に強い特性がある点もメリットです。
重量も確認しておこう

片手でフライパンを振ったり盛りつけをしたりするときの負担を軽減するためには、重量もチェックしておくことが不可欠です。一般的に、片手で負担なく扱える重量は800g以下とされており、この数値を基準に選ぶとよいでしょう。
編集部おすすめ!人気『フライパン』9選
ここからは、選び方のポイントを踏まえて、編集部がおすすめするフライパンをご紹介します。
ティファール IHチタン・エクセレンス モカ フライパン 26cm
3938円(税込み)

「チタン・フォース コーティング」を採用しており、従来比3倍のタフな耐久性で、使い始めのこびりつきにくさが長もち。中面だけでなく外面もフッ素樹脂加工が施されているため、外側に飛んだソースや油汚れもさっと落とせます。
模様が消えることで予熱完了と適温の合図を目視できる「お知らせマーク」により、ベストなタイミングで調理を開始できるのも魅力。抜群の熱伝導性により、食材のうまみを逃がさずむらなく焼き上げるため、どんな料理も均一で美しい仕上がりを実現します。
コレール IH対応 フライパン 26cm CSFP26SV【HO】
1万3200円(税込み)

コーティング加工をしていないのに焦げつきにくい、コレールのフライパン。独自技術で金属表面に微細な凹凸を作ることで、食材をこびりつきにくくしています。
丈夫で傷がつきにくいため、金属性のキッチン道具も使用可能。タフな実用性と10年の長期保証を兼ね備えた、長く愛用できるフライパンです。
ビタクラフト ソフィアII フライパン 26cm
4928円(税込み)

ビタクラフトのソフィアIIは、ステンレスとアルミの全面2層構造(エッグパンは3層)で、抜群の熱効率を実現。独自の「ナヴァロン3コート」加工により、焦げつきをしっかり防ぎます。
IHを含むマルチ熱源に対応し、エッグパンや深型など全10種類の豊富なサイズ展開も魅力。自分のキッチン環境や家族の人数などに合わせて、最適なフライパンを選びやすいシリーズです。
バーミキュラ フライパン 26cm
1万8590円(税込み)

独自の「瞬間蒸発ホーロー」が水分を即座にとばし、素材のうまみを凝縮。もやし炒めはシャキシャキ、ステーキは外はカリッと中はジューシーな仕上がりに。いつもの料理が一段とおいしくなる、職人仕上げの日本製フライパンです。
鉄フライパンのような使いごこちですが、油慣らし不要で洗剤丸洗いOKとお手入れも簡単。ホーローの再塗装ができるリペアプログラムや、サイズ変更ができるリクラフトプログラムもあり、一生使える安心感があります。
エバークック ガス火専用 軽量 フライパン 26cm
4180円(税込み)

独自のアンカー構造でフッ素樹脂を固定した「ツルすべ」仕様。焦げつきにくさが続くため、オムレツや焼き餃子もスルッときれいに仕上がります。汚れも落ちやすく、後片づけも簡単です。
26cmサイズでも片手でラクに扱える軽量設計。フライパンを振る動作や洗いものも、ラクに行えます。フッ素コーティングが長もちするのもうれしいポイントです。
貝印 軽いフライパン(ガス火用)28cm
2200円(税込み)

一般的なフライパンに比べて、ハンドルの長さが短いのが最大の特徴です。重心のバランスを整え、重さを感じにくい設計に。同社比約20%の軽量化を実現しました。コンパクトなので、食器棚や冷蔵庫にも省スペースで入れられます。
素材にはアルミを採用してるため熱伝導性もよく、むらなくこんがり仕上げられます。マーブルコート加工で焦げつきにくいのも魅力です!
アイリスオーヤマ ナチュかるフライパン炒め鍋26cm NTL-W26MO
2580円(税込み)

ナチュラルな色合いがかわいい「ナチュかるフライパン」。軽量なので手が疲れにくく、毎日の調理や洗いものもスムーズです。フッ素コーティングが食材のくっつきを防ぎ、するんと気持ちいい使いごこちが長く続きます。
IH・ガス火両対応で、鍋やエッグパンまで幅広い種類とサイズを展開。同じデザインで統一しながら、自分に合ったものを選べます。
サーモス デュラブルシリーズ フライパンKFI-026 26cm
3080円(税込み)※編集部調べ

サーモスの「KFIシリーズ」は、ガス火専用のシリーズ最軽量モデル。片手で軽々と扱えるため腕が疲れにくく、毎日の調理や後片づけをラクにしてくれます。親指がフィットする、握りやすいハンドル設計です。
内面には硬質フィラー配合の「デュラブルコート」を採用し、高い耐久性と焦げつきにくさを両立。軽さと丈夫さを兼ね備えた、日常使いにぴったりのフライパンです。
バッラリーニ フェラーラ フライパン 26 cm
5940円(税込み)

鉱物配合の強化5層加工で、金属へらも使える高い耐久性が自慢。厚底設計で熱が均一に伝わり、焼きむらなく仕上がります。御影石のような美しいデザインも魅力です。
適温を色で知らせる「サーモポイント」がついており、緑から赤に変わったタイミングで予熱が完了。からだきを防ぎつつ、余分なガス代を削減できて省エネもかないます。
料理家・編集者が愛用!おすすめ『フライパン』4選
HEXCLAD『26cm ヘックスクラッド ハイブリッドフライパン』|髙山かづえさんおすすめ

www.hexclad.co.jp
18900円(税込み)/ヘックスクラッド
特許取得のハイブリッド構造で、焦げつきにくく焼きつけも得意。IH・オーブン・食洗機にも対応。毎日の調理に頼れるスタイリッシュな逸品です。
ノンスティック加工が半永久的にもつそうなので、買い替え頻度が少ないのがいい! 金属の調理道具も使えます。

髙山かづえさん
マイヤー『マキシムSSフライパン 26cm』|榎本美沙さん、吉田愛さんおすすめ

https://meyer.co.jp/products/mxs-p26
9900円(税込み)/マイヤージャパン
蓄熱性に優れたオールステンレス構造で、ムラなくじっくり熱が伝わるのが魅力。シンプルで洗練されたデザインがキッチンにさりげなく馴染みます。
ほどよい重さなのでコンロの上でずれにくく、焼き色もきれい。そして丈夫です。何度も買い替えて8年くらい使っています♪

榎本美沙さん
熱伝導がよく、むらなく均一に焼き色がつきます。デザインや取っ手の持ちやすさもポイント!

吉田 愛さん
★編集部が使ってみた!

ほどよい重みがあり(約976g)、勢いよく混ぜても安定しています。取っ手もステンレスですが、さっと炒めものをするくらいの間は熱くなりませんでした。
ゆとりの空間『直火専用 深型フライパン 16cm』|栗原心平さんおすすめ

https://www.yutori.co.jp/shop/g/gHC1A1101-40F
4400円(税込み)/ゆとりの空間
人気料理家の栗原はるみさんがプロデュースした、通称「おべんとうフライパン」。コンパクトなサイズ感と深さが特徴で、お弁当のおかず作りにぴったりです。
サイズと深さが煮ものにも揚げものにも最適! 小さめですが、意外にたくさん作れるので重宝しています。

栗原心平さん
ティファール『 エクスペリエンス+ フライパン 22cm』|編集部・たなか愛用

https://www.t-fal.co.jp/pots-pans/fixed-handle/products/t-fal-experience-plus-2100133082/
12100円(税込み)/ティファール
長年培われてきたティファールの技術を集めて生まれた最高級シリーズ。こびりつきにくさが長続きするコーティングを採用し、お手入れも簡単。料理の腕をぐっと引き上げます。
ティファール史上最高峰の耐久性とこびりつきにくさだと聞いて飛びつきました! より高い熱伝導性で、ハンバーグなどもワンランク上の仕上がり。料理の腕が上がった気がします。

編集部・たなか
(料理家・編集者が愛用!おすすめ『フライパン』4選の内容は、「オレンジページ」2025年7月2日号より)
フライパンを長もちさせる正しい使い方とお手入れ方法とは?
適切に使うことで、コーティングのはがれや本体のゆがみなどを防止し、フライパンを長く使いつづけることができます。その方法を解説します!
コーティングの寿命を延ばす中火以下の火力調節
フッ素樹脂コーティングは、250〜270℃に達すると熱分解による劣化が始まります。劣化を防ぐためには、強火の使用およびからだきを厳禁とし、常に中火以下で予熱・調理を行うことが大切です。
焦げつきや劣化を防ぐ洗いもののタイミングとスポンジの選び方
高温状態の本体に冷水をかけると、金属の急激な熱収縮によりコーティングがはがれやすくなってしまいます。本体を手で触れられる程度までさましてから洗うようにしましょう。研磨剤を含まない柔らかいスポンジと中性洗剤を使用し、やさしく洗ってください。
鉄フライパンを使いやすくする油慣らしと油返しの手順
鉄フライパンを使いはじめるときは、防サビ剤を除去する「から焼き」と、油の膜を形成する「油慣らし」が必須です 。また、調理のたびに、煙が立つまで加熱した後に油をなじませる「油返し」を行うことで、焦げつきを防止できます 。
買い替えのサインは表面の変色と食材のくっつきやすさで判断する
適切な火加減でも食材がくっつくようになった場合や、熱源に接する底部の変色、本体のガタつき・ゆがみが確認できたときは、買い替えのサインです。これらは調理効率の低下や安全性の懸念につながるため、すみやかに新しいフライパンを購入しましょう。
フライパンは毎日使う大切な道具。ライフスタイルにぴったりの商品が見つかれば、料理の時間はもっと楽しく、仕上がりは一段とおいしくなるはずです。ぜひこちらの記事を参考に、お気に入りのフライパンを見つけてみてくださいね。
※2026年3月28日時点の情報です
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監修/島本美由紀 文/編集部たなか






