高野豆腐を揚げ出しに⁉カリッ、むちっ、だしじゅわ~な幸せおかず。味つけめんつゆで
口に入れた瞬間、だしのうまみがじゅわ~。カリっと揚げた高野豆腐を、だしつゆでゆっくり含め煮に。味はしみしみ、中はむちっと。素朴ながら、ありがたみを感じるおいしさです。
『揚げだし高野豆腐』のレシピ

材料(2人分)
高野豆腐……3個
〈だしつゆ〉
めんつゆ(2倍濃縮)……1/4カップ
水……1カップ
大根おろし(かるく水けをきる)……100g
万能ねぎの小口切り……適宜
片栗粉
揚げ油
高野豆腐の基本のもどし方

バットやボールに高野豆腐を入れ、50℃ほどの湯をひたひたに注ぐ。5分ほどおき、手でさわって中まで柔らかくなっていたら、両手でぎゅっとはさみ、水けを絞る。
湯の温度に注意!
高野豆腐を熱湯でもどしてしまうと、レジスタントプロテインが流出してしまいます。鍋で煮ながらもどす場合は、流れ出たレジスタントプロテインも摂取できるよう煮汁ごと食べるのが◎。
※パッケージにもどし方の指定がある場合は、記載に従ってください。
作り方
(1)高野豆腐をもどし、揚げる
高野豆腐をもどし(上記参照)、水けを絞る。縦横4等分に切り、片栗粉大さじ3~4を全体にまぶす。フライパンに揚げ油を高さ2cmほど入れて低めの中温(170℃。乾いた菜箸の先を底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度)に熱し、高野豆腐を入れる。返しながら3分ほど揚げ、油をきる。
(2)揚げた豆腐を煮る
小鍋にだしつゆの材料を入れて煮立て、高野豆腐を加えて弱火にし、落としぶた※をして10分ほど煮る。つゆごと器に盛り、大根おろしを添えて万能ねぎを散らす。
※アルミホイルを鍋の口径よりひとまわり小さめの円形に切り、真ん中に直径約2cmの穴をあけたもの。
いつもの〈揚げだし豆腐〉とはひと味違う、滋味深いおいしさ。高野豆腐ならではのしみしみ感とむちっとした食感に、思わずほっとするはず。ぜひ試してみてくださいね。
(『オレンジページ』2021年12月2日号より)
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料理/金丸絵里加 撮影/高杉純 スタイリング/久保田加奈子 文/池田なるみ









