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【プロが教える節約術】LED照明は「こまめに消す」or「短時間ならつけっぱなし」、節電になるのはどっち?

光熱費の高騰で、少しでも電気代を抑えたいところ。

LED照明は「こまめに消す」か「短時間ならつけっぱなし」がいいか――どちらがお得かご存じですか? 毎日使うものだからこそ、ちょっとした意識が節約につながります。

そこで、家電のプロ・中村剛さんに、正解を教えてもらいました。

LED照明器具はどっちが節電になる?

A「こまめに消す」
B「短時間ならつけっぱなし」

正解は……A「こまめに消す」

LED照明は点灯する時間の長さと比例して電力を消費するため、こまめに消したほうが節電になります。LED照明器具1灯(34W)の点灯時間を一日1時間短縮した場合、年間約385円の節約に。

ちなみに、2027年までに製造中止になる蛍光灯は、点灯時の負担が大きく、頻繁にオン・オフを繰り返すと、接点が摩耗して寿命が短くなるため、蛍光灯に関しては「つけっぱなし」がいいといわれていたことも

LED照明は「こまめに消す」を合言葉に。今日からの小さな積み重ねで、電気代も賢く節約していきましょう。

●2025年6月10日時点の情報です。

教えてくれたのは……中村 剛さん

東京電力エナジーパートナー勤務。家電製品総合アドバイザー。テレビ番組のスーパー家電通選手権で優勝した経験を持つ〈家電王〉。動画「くらしのラボ」を配信するほか、暮らしに役立つ情報を発信中。

『オレンジページ』2025年7月17号より)

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監修/中村 剛 イラスト/ナカオ テッペイ 原文/太田順子 文/池田なるみ