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お得パックの鶏むね、こう食べて。変幻自在の 『超~しっとり柔らかゆで鶏』が便利

わりと安価で家計にやさしい「鶏むね肉」。まとめて買ったはいいが、どう調理するのがベスト? と悩むことも……。そこで、人気料理家の今井亮さんに、じょうずな鶏むね肉の調理法を聞いたところ「ゆで鶏」にするのがおすすめ、とのこと。ほったらかしでできるのに、超しっとり。アレンジ次第で無限大の使い方ができるそうです。

しっとり柔らか『〈むね肉〉ゆで鶏』のレシピ

材料(作りやすい分量)

鶏胸肉……2枚(約600g)
ねぎの青い部分……1本分
しょうがの薄切り……1かけ分
酒……大さじ2
塩……小さじ1

作り方

鶏胸肉は塩をよくすり込み、10分おく。鍋に水2リットル、酒、ねぎ、しょうがを入れて沸かす。鶏肉を入れ、ふたをして火を止め、20~25分おいて、余熱でしっかり火を通す。

保存するときのPOINT

粗熱を取り、清潔な保存容器に入れる。かぶるくらいのさめたゆで汁と、いっしょにゆでたねぎ、しょうがを加える。

保存期間

冷蔵で3~4日

『よだれ鶏』に『棒棒鶏』、『ねぎ塩あえ』。アレンジ次第でいろいろできる!

暑い日に食べたいピリ辛味なら……『よだれ鶏』に。

材料(2人分)

上記「〈むね肉〉ゆで鶏」……1枚
ミックスナッツ……20g

〈ピリ辛だれ〉
しょうがのすりおろし……小さじ1
にんにくのすりおろし……小さじ1/2
しょうゆ……大さじ2
黒酢……大さじ1
砂糖……大さじ1
ラー油……大さじ1/2

あれば香菜のざく切り……適宜

作り方

ゆで鶏は幅5mmのそぎ切りにする。ミックスナッツは厚手のポリ袋に入れ、めん棒などで粗めに砕く。ピリ辛だれの材料を混ぜ、ナッツを加える。器にゆで鶏を盛り、たれをかけて、あれば香菜を添える。

前菜の定番……『棒棒鶏(バンバンジー)』

材料(2人分)

上記「〈むね肉〉ゆで鶏」……1枚
トマト……1個
きゅうり……1本

〈香味ごまだれ〉
ねぎのみじん切り……大さじ2
しょうがのみじん切り……大さじ1
白練りごま……大さじ2
しょうゆ……大さじ2
酢……大さじ1
砂糖……大さじ1
ごま油……大さじ1/2

作り方

きゅうりは両端を切り落とし、長さ5cmの細切りにする。トマトはへたを取り、一口大の乱切りにする。ゆで鶏は長さ5cmの細切りにする。香味ごまだれの材料を混ぜる。器にゆで鶏、きゅうり、トマトを盛り、たれをかける。

あつあつのごま油をかけてやみつきに……『ねぎ塩あえ』

材料(2人分)

上記「〈むね肉〉ゆで鶏」……1枚
ねぎ……1本
貝割れ菜……1パック

〈うま塩だれ〉
鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ1/2
レモン汁……小さじ1
塩……小さじ1/4
砂糖……小さじ1/4
こしょう……少々

ごま油……大さじ1

作り方

1.ねぎは斜め薄切りにして、水に10分ほどさらし、水けを絞る。貝割れ菜は根元を切り、長さを半分に切る。ゆで鶏は食べやすい大きさに裂く。

2.耐熱のボールにうま塩だれの材料を入れて混ぜ、ねぎを加えて混ぜる。小さめのフライパンにごま油を中火で1分ほど熱し、少し煙が出てきたら、たれに入れる(ジュッと音がしてはねるのでやけどに注意する)。ゆで鶏と貝割れ菜を加え、全体がなじむようにあえる。

あるとものすごく便利なので、鶏むね肉を買ってきたら、すぐにゆで鶏ストックにするのがおすすめです!

(『オレンジページ2018年3月2日号』より)

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料理/今井亮 撮影/田村昌裕 スタイリング/浜田恵子 文/編集部・稲垣佑喜代