ありそうでなかった衝撃。創業340年超!うろこや総本店の「あんこシュー」山形土産

料理と食をこよなく愛するオレンジページの編集者が、撮影や取材、プライベートで愛用する、とっておきの手みやげを紹介します。今回担当するのは、オレンジページnet編集部・樋口。旅先では「お菓子・漬けもの・びん詰」の3つをチェックするのが恒例です。
手みやげの定番、シュークリーム。パティスリーのちょっとリッチなものも、コンビニの親しみやすいものも、立ち寄るとつい買ってしまうほど大好きなおやつです。
ひと口にシュークリームといっても、皮がクッキー生地だったり、中身がホイップクリームやアイスクリームだったり、いろいろありますよね。そんなシュークリーム界において、「これはありそうでなかった!」という衝撃の一品に出会えたのでご紹介します。
山形・うろこや総本店「うろこやあんこシュー」6個入り1488円(税込み)

今回ご紹介するのは、あんことカスタードクリームが詰まったシュークリーム、その名も「あんこシュー」。「和菓子も洋菓子も食べたい」というお客さまの要望から誕生したとか。
あんこシューを生み出したうろこや総本店は、創業340年超の山形が誇る老舗菓子店。なんと徳川綱吉の時代がその始まりだそうです。
「あんこシュー」、ここも推せる!
●あんことカスタードが織り成す、完璧な和洋折衷のハーモニー。

シュー生地の中にはあんことカスタードクリームがたっぷり。
あんこ×カスタードクリーム、というとすごく甘いものをイメージされるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。あんこもカスタードも上品な甘さで、いっしょに食べてちょうどいい、絶妙なバランスに仕上げられています。

カスタードクリームはなめらかでゆるすぎない舌ざわり。後味すっきり、軽やかなクリームです。
●しっかり厚みがあるのにサクッと軽いシュー生地

解凍してもべチャッとせず、むしろサクサクと軽やかシュー生地は、山形県産ブランド米「つや姫」を使っているそう。ほんのりと甘みもあって、皮だけ食べてもおいしい!
●解凍時間によっておいしさが変わる!

あんこシューは冷凍された状態で届くので、冷蔵庫で3~4時間かけてしっかりと解凍すると、とろりとしたクリームと皮のサクサク感が楽しめます。でもじつは、凍ったままでもおいしくいただけるのです。
冷凍庫から出してすぐのものを食べてみると、まさしくシューアイス! 完全に解凍したものよりもすっきりとした甘さに感じ、クリームのミルク感が引き立ちます。さっぱりとしたミルクアイスを食べているような感じです。
濃厚でクリーミーな「解凍あんこシュー」からはまたがらりと印象が変わり、なんだか得した気分!
和菓子派にも洋菓子派にも喜ばれること間違いなしのあんこシュー。コーヒー・紅茶・緑茶のどれに合わせても相性がいいのもうれいしいポイント! 今後も手みやげやおやつに大活躍の予感です。
おいしいもの帖 No.89
【うろこや総本店】うろこやあんこシュー
6個入り1488円(税込み・送料別)/東北/おすすめシーン・手みやげや贈答品、お茶会、来客時のお茶うけに
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SHOP DATA
うろこや総本店
山形県尾花沢市大字尾花沢1524
TEL: 0237-23-3111
営業時間:9:00~18:30
定休日:元日

オレンジページnet編集部・樋口
青森県出身。育った土地ゆえか、しょっぱいものと辛いものが好きだが最近は健康を考えて減塩を意識。好きなものはラーメン、海外ドラマ、オカルト。うさぎ占いはロップイヤー。
