先々週は「赤身の魚と白身の魚の違いって何だろう?」、先週は「かにやえびをゆでると赤くなるのはなぜ?」について研究してきました。だんだん魚介に興味がわいてきたのでは?
そこで、実際に触って、さばいてみよう!というのが今日のテーマ。
「え! やったことない……」という人もいるでしょう。
いかをキッチンばさみでさばいてみよう
包丁を使わないから、こどももチャレンジしやすいはず。まずは、まるごとの生のするめいかを用意してくださいね。
いかの他に用意するものは、
●キッチンばさみ
●まな板
●ペーパータオル
用意ができたら、はじめましょう~。
いかのさばき方
1 キッチンばさみで胴を切り開く
まな板の上にいかを、目のついている面が下になるように置く。胴の中央にキッチンばさみを入れ、先端の細い部分までまっすぐ切り開く。
★ポイント
わた(内臓)をいっしょに切ってしまわないように、胴を手で持ち上げながら少しずつ切ろう。
2 胴からわたを切り離す
わたのすぐ下を手で持ってひっぱり上げ、胴からはがす。
★ポイント
わたと胴の間に薄い膜があるよ。この薄い膜をキッチンばさみで切りながらはがそう。
3 胴から軟骨をはがす
開いた胴の中心の軟骨の端を持ち、ゆっくりと胴からはがす。胴に残ったわたを流水で洗い流し、ペーパータオルでしっかりと水けを拭き取る。
★ポイント
軟骨と胴の間に人さし指を差し込み、軟骨にそって少しず
つ上下に動かしてくっついている部分をはがそう。
4 目の下で足を切り離す
2で切り離したわたの部分をまな板に置き、目の下にキッチンばさみを入れてぐるりと一周切り、足をわたから切り離す。続けて足のつけ根を両手で持って、ひっくり返し、中央の丸く堅い部分(くちばし)を切る。最後に足の先を指でしごき、堅い吸盤を取り除く。
★ポイント
吸盤は指で簡単に取れるよ。
できた!
うまくできたかな?
さばけたら、次は料理しておいしく食べてみよう~。