りんごがたくさんお店に並ぶこれからの時期、家で作ってみませんか?
砂糖を鍋で加熱すると液体になり、とろとろしてあめになる、という変化を観察するのも楽しいですよ。
(火を使う実験なので、お子さんから目を離さないよう、気をつけて行ってください)
こどもも食べやすいように、小さめに切ってあめをからめる作り方をご紹介します。見た目もかわいいですね。
画像をまとめて見る
『りんごあめ』のレシピ
材料(6個分)
りんご……1個グラニュー糖※……250g
※上白糖よりもあめがパリッと仕上がるため、グラニュー糖がおすすめ。
下ごしらえ
・りんごは皮をこすってよく洗い、水けを拭く。・バットにオーブン用シートを敷く。
作り方
1 りんごを切って棒を差す
りんごは縦6等分に切り、軸としんを取る。包丁(あればぺティナイフ)の先端をりんごの端にゆっくりと刺し、深さ2cmほどの切り込みを入れる。棒を差し込み、ペーパータオルで水けを拭き取る。
2 砂糖水を煮詰める
深さ8~9cmの小鍋に水80ml、グラニュー糖を順に入れる。弱めの中火にかけ、ごく薄く色づくまで、10分以上を目安に煮つめて火を止める。
※砂糖が結晶化してしまうので、混ぜるのはNG。ときどき鍋を傾けながら煮つめます。
観察しよう!
砂糖水の色が変わってくるのを確かめよう
3 りんごにあめをからめる
鍋を傾けて 1 にあめをさっとからめ、下準備したバットにのせて少しおく。残りも手早くからめる。
観察しよう!
あめはどんな状態かな? さらさら? とろとろ?
4 あめを固める
あめが固まったら、シートからりんごあめをそっとはがし、バットの縁に立てかける(あめが溶けにくくなる)。冷蔵庫に5~10分入れ、冷やしてから食べて。
観察しよう!
固まるとあめがパリパリになるのを確かめて! 時間がたつと、りんごから水分が出てきてあめが溶けるので、なるべくできたてを食べるようにしましょう。
まとめ
砂糖水を加熱するとシロップ状からあめのように変化します。一度、色や状態が変わると、さめてももとに戻りません。
砂糖の色や状態、味の変化をキッチンで観察するのは、おもしろいあそびになりそうですね。もっと煮詰めるとこげ茶色になり、香ばしいカラメルソースになります。
できたあめを使って縁日ごっこをするのも楽しい! 休日にぜひお試しください。
(『食べ物の「なぜ」を探ろう! キッチン実験室』より)
関連記事
手作りグミで、子どもとおやつ作り【親子で実験】材料は2つだけ! 牛乳から自家製ヨーグルト作り
【キッチンで実験】ソーセージを作ってみよう!