
2018.06.12
雨の多い季節は、部屋干しすることが多くなりますよね。また、いつも部屋干ししている人は、より湿度が上がって乾きにくさを感じることも……。
そんな乾きにくい洗濯物で気になるのが、イヤ~な生乾きの臭い!
洗濯物が乾くのに時間がかかればかかるほど、あの臭いって出てくるそうなんです。そこで、洗濯物が乾くのをスピードアップできる〈干しコツ〉を洗濯家・中村祐一さんに取材。とくに生乾きになりやすい洗濯物4つを厳選してご紹介します!
とにかく、生地が分厚すぎ!
デニムパンツは……空気通り抜け〈筒干し〉で。
型崩れしにくく、パンツの中に充分に空気が通る「筒干し」が断然おすすめです。ピンチハンガーを使ってもいいですが、パンツハンガーを2本使って筒干しすると、干すスペースに合わせて幅を変えられますよ。
大きさ&厚さ、ともに納得の乾きにくさ!
バスタオルは……「ギリギリずらし干し」で。
折って干したときに、なるべく生地が触れ合わないように、端ギリギリまでずらしてピンチで留めます。写真のように、100円ショップやホームセンターで変える「バスタオルハンガー」を活用するのもおすすめ!
形や長さが違って、生乾きが混在する!
靴下は……つま先から〈ジグザグ〉干しで!
長いものや分厚い素材のものを並べず、交互に干せば全体の乾きやすさがアップ。また、つま先をはさんで干すと、吐き口から湿気が抜けて乾きやすくなります。
夏によく着るこれ、意外に厄介!
カップ付きキャミソールは……〈裏返し干し〉で!
取り込むときに、カップだけ湿っていることも多いのがこれ。干すときは裏返して、カップに空気を当てましょう。また、カップとキャミソールの間には空気が入るように、カップを外側にふくらませて!
部屋干しをするときは、いつもより干し方に少しこだわって、イヤな臭いをブロックしましょう~!
(『オレンジページ』2018年6月17日号より)
監修/中村祐一 写真/林ひろし 文/編集部・堀部
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