都内観光協会×『オレンジページ』考案のメニューが食べられる！TOKYO周穫祭2025

境のとんがらし

（武蔵野市）

昭和初頭まで、武蔵野近郊では「八つ房唐辛子」というとても辛い唐辛子を栽培しており、これはこの土地の名物でもありました。時を経て2010年、地元農家協力のもと、地域活性の一環として地域の子どもたちといっしょに苗植え&収穫をスタート。武蔵境産の唐辛子「さかいのとんがらし」として、新たに販売しています。

しろまる卵

（奥多摩町）

新しい奥多摩の名産「しろまる卵」。山の斜面を生かし、のびのびと自由に動き回れる養鶏場で平飼い飼育された、特別な烏骨鶏の卵です。なんとオーナーは高校生。畜産を勉強し、自ら飼育・販売、さらには商品企画やデザイン・ブランディングまで手がけるという徹底ぶり。濃厚な黄身と驚くほど新鮮な風味が特徴で、今では有名レストランでも使用されています。

山いも

（八王子市）

山いもとは、「ヤマノイモ科」に属するいも類の総称。カリウムやぬめり成分を含み、すりおろしてとろろにするのが代表的ですが、切ってサラダやあえものに入れても美味。サクサクとした食感がアクセントになります。また、加熱すると主成分であるでんぷんに熱が加わり、ホクホクと柔らかな食感に！

羽根付き餃子

（大田区）

さまざまな中華料理店で見かける羽根付き餃子ですが、発祥といわれるのは大田区蒲田にある、1983年創業の「你好（ニイハオ）」というお店。創業者の八木功さんが中国・大連の焼き肉まんじゅうをヒントに考案したそう。これがたちまち人気となり、お店は繁盛。その成功を受け、蒲田の街には羽根付き餃子を提供するお店が急増！　しだいに「蒲田＝餃子の街」と呼ばれるようになりました。

拝島ねぎみそ

（昭島市）

江戸東京野菜にも認定されている歴史ある野菜「拝島ネギ」を使ったねぎみそ。ねぎの風味とみそのこくや甘みが特徴で、ご飯のお供や料理のかくし味、生野菜のディップなどいろいろな用途に大活躍します！　JR昭島駅北口の昭島観光案内所で販売されているほか、拝島ねぎみそを使用した料理を提供する飲食店も。

パッションフルーツ

（三宅島）

4年半に及ぶ全島避難をもたらした2000年の雄山噴火。三宅島の農業に壊滅的な打撃を与えましたが、そこに活路を開いたのが「パッションフルーツ」でした。島で作っているのは「台農1号」という品種。レモンのような酸っぱさですが、収穫後表面にしわが寄るまで完熟させると、ほどよく酸味が抜けてこくが生まれ、より深い味わいに。口いっぱいに広がる甘い香りも◎。

写真提供：三宅島観光協会

世田谷育ちソーセージ

（世田谷区）

世田谷で育った新鮮野菜を使用した、添加物を控えたこだわりの一品。世田谷区ビジネスコンテストでも最優秀賞を受賞し、その味わいと品質の高さで多くの人々に愛されています。そのつど畑から直送される旬の野菜を使っているので、季節によって野菜の種類が異なるのも魅力。おいしさと健康を追求した、他にはない絶品ソーセージです。

ブルーベリー

（小平市）

日本で初めて農産物としてのブルーベリーを栽培したのは、小平市。「ブルーベリーの父」とも呼ばれる東京農工大学の故岩垣教授が、アメリカから日本の気候に適したブルーベリーを導入し、昭和43年に小平市に住む教え子の実家に植樹したのが始まり。現在では小平市内のさまざまな農家で収穫・直売され、多くの洋菓子店や和菓子店で、ブルーベリー商品を販売しています。

メダイ味噌漬け

（神津島）

神津島漁業協同組合（女性部）の元気なスタッフが運営する海産物販売センター「よっちゃーれセンター」。新鮮な魚介や干物、塩辛などを販売し、2階の食堂では金目鯛一尾まるごとの煮つけがつく定食など、神津島で水揚げされた新鮮な魚が味わえます。そこで人気の「メダイ味噌漬け」。ご飯との相性もよく、食のすすむ一品です。

にんじん

（清瀬市）

にんじんに豊富に含まれているカロテンには抗酸化作用があるほか、皮膚や粘膜の強化や免疫機能向上に効果があるとされています。そんな健康にうれしいにんじんを、都内屈指の出荷量で栽培しているのが清瀬市。昨今では、よりカロテンが豊富な新品種「ベーターキャロット」も開発され、それを使ったジャムやジュースが好評を博しています。