停電後の冷蔵庫は3時間が勝負!防災のプロが教える冷蔵庫・IH停止を乗り切る備え
突然の停電で、冷蔵庫もIH調理器も使えない! そんな状況になったとき、「冷蔵庫の食材はどうする?」「食事はどうやって作る?」と困ってしまいますよね。非常時に備えて、食材を食べる順番や調理するための熱源について知っておくと安心です。
今回は、<防災のプロ>辻直美さんに、停電時に知っておきたい「キッチンの備えと食の乗り切り術」を教えていただきました。
冷蔵庫が使えない!

停電後3時間程度で常温に。冷蔵庫内の食材から食べよう
停電すると、冷蔵庫内の温度は3時間ほどで腐敗が始まる温度まで上がってしまうそう。冷凍庫は24時間程度は温度が保たれるため、まず冷蔵庫内のものを食べきり、次に冷凍庫内のもの、次にレトルト食品や缶詰などと、食べる順番を工夫して。「自然解凍で食べられる冷凍食品をふだんからストックしておくといいですよ」。
IH調理器が使えない!

カセットコンロ+ボンベを使えるかチェックしておく
カセットコンロとボンベのセットは必須アイテム。10日間を乗り切るためのボンベの備蓄目安は1人の場合は10本、2人の場合は20本、3人の場合は25本、4人の場合は30本。いざ使おうと思ったら火がつかないなんてことにならないよう、日常的に使ってボンベを買い足すサイクルを心がけましょう。「炭やバーナーなどのキャンプ用品を持っている人はぜひ活用して」。
冷凍食品や缶詰のストックはもちろん、カセットコンロがしっかり点火するかどうかを普段から確認しておくことが大切です。家族の人数に応じたガスボンベの準備や、日常的なコンロの使用を心がけて、もしもの停電に備えておきましょう!

国際災害レスキューナース。阪神・淡路大震災を経験したのを機に災害医療に目覚める。被災地での過酷な経験をもとに、本当に使える防災術を講義や講演、メディアなどで精力的に発信中。著書に『レスキューナースが教える 最強版プチプラ防災』(扶桑社)など。
(『オレンジページ2026年9月2日号』より)
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監修/辻 直美 イラスト/てぶくろ星人 取材・原文/佐々木紀子 文/こうらえりこ









