【柚木麻子連載】朝井リョウの本屋大賞のお祝いに、カツ代のキャロットケーキを焼いてみた。
第37回 【柚木麻子連載】朝井リョウの本屋大賞のお祝いに、カツ代のキャロットケーキを焼いてみた。




今回紹介したカツ代さんレシピ
※「KATSUYOレシピ」より一部引用
「しっとりと柔らかい鮮やかで爽やかな人参のケーキ」
『キャロットケーキ』のレシピ
材料と作り方(10人分)
小麦粉……70g
アーモンドプードル……80g
人参のすりおろし……1/2カップ(約70g)
レモンの皮すりおろし……1/2個分
レモン汁……1/2個分(大さじ2)
バター……30g
卵黄……4個
砂糖……120g
卵白……4個
砂糖……50g
【ソース】
あんずジャム……大さじ2強
洋酒……大さじ2~3
(1)下準備
・直径20cmくらいのスポンジ型を用意して、内側にバターを薄くぬっておく。
・オーブンは180℃に温めておく。
(2)小麦粉とアーモンドプードルは粉ふるいの中で混ぜ合わせておく。
(3)にんじんはすりおろし、レモンの皮もすりおろす。レモンの果汁を搾り、にんじんのすりおろしに混ぜておく。
バターはとろ火にかけて溶かしておく。耐熱容器なら、予熱中のオーブンに入れて溶かしてもいい。
(4)生地を作る
ボウルに卵黄と砂糖120gを入れ、泡立て器でよく混ぜる。砂糖が沈んだ感じがなくなって、もったりとするまで混ぜる。 (5)続いて、(3)のにんじん、レモンの皮を入れて混ぜる。
(6)(2)の粉類を振るい入れてヘラで底から底からよく混ぜ合わせる。
粉けが少し残っているところに溶かしバターを加えてなめらかに混ぜ合わせる。
check point! 溶かしバターはヘラをつたわせて
生地に溶かしバターをダイレクトインすると、重みと勢いでバターが底に沈みます。すると混ぜ合わせるのに手間がかかり、結果、生地を混ぜ過ぎてしまうんです。
(7)卵白を真っ白に泡立て、砂糖50gを加えてさらによく泡立てる。
最後は力強くかき混ぜて泡を締める。
(8)まずは、泡立て器ひとすくい分の卵白を(6)に入れて、泡がつぶれるのを気にせず、よく混ぜ合わせる。
残りの卵白は、2~3回に分けて加え、そのつどサックリと手早く、丁寧に混ぜ合わせる。
check point! 犠牲のメレンゲ
メレンゲを生地に合わせる時は、まず、ひとすくいのメレンゲを泡がつぶれるのを気にせず生地にしっかりと混ぜ合わせます。こうする事で、その後に加えるメレンゲと生地がつながりやすく、混ぜ過ぎ防止になります。この最初に加えるメレンゲを犠牲のメレンゲといいます。
(9)焼く
型に生地を流し入れ、180℃のオーブンで30~40分焼く。
(10)ソースを作る
焼いている間にソースを作る。
あんずジャムに洋酒を混ぜておく。
(11)仕上げ
ケーキが焼けたら、熱いうちにあんずのソースを表面にぬる。
食べる時に、8~10等分に切り分ける。
memo
※カロリー・塩分は10等分した場合
レモンの皮は汁を絞る前の方がすりおろしやすい。
・白い部分は苦みがあるので出来るだけ混ざらないように気をつけて。
・ジャムに混ぜる洋酒はオレンジキュラソーやコアントローなどオレンジ風味の洋酒がよくあう。

2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、10年に同作を含む『終点のあの子』でデビュー。15年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞を受賞。著書に『私にふさわしいホテル』『ランチのアッコちゃん』『伊藤くん A to E』『マジカルグランマ』『BUTTER』『らんたん』『とりあえずお湯わかせ』『あいにくあんたのためじゃない』など多数。

文・写真/柚木麻子 イラスト/澁谷玲子 プロフィール写真/イナガキジュンヤ 取材協力/(株)小林カツ代キッチンスタジオ、本田明子、山田冨起子











