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オーブンでほったらかし、一気に4人分!失敗しない『ハーブローストチキン』の作り方

クリスマス料理の主役といえば、やっぱりチキン。

ローストチキンなら、オーブンに入れたらあとはおまかせ。鶏肉も野菜も一度に焼き上がるので、当日は手間をかけずに豪華なビジュアルが完成します。

ローズマリーのさわやかな香りをまとった鶏肉は、おうちで作ったとは思えない味わい。一緒に焼いた野菜にもうまみがしっかりしみ込み、付け合わせまで感動ものの仕上がりです。

『ハーブローストチキン』のレシピ

材料(4人分)

鶏骨つきもも肉……4本(約1200g)

〈下味〉
ローズマリー(長さを半分に切る)……3~4枝(約5g)  
にんにくの薄切り……大1かけ分  
レモン汁……大さじ1  
白ワイン……大さじ2  
オリーブオイル……大さじ2  
塩……小さじ1と1/2  
こしょう……少々

じゃがいも(大)……1個(約200g)
玉ねぎ……1個(約200g)
にんじん(小)……1本(約100g)
ブロッコリー……1/2株(約100g)
りんご……1/2個(約150g)
あればミニトマト……12個
塩……少々(りんご用)、小さじ1/4(野菜用)
こしょう……少々
オリーブオイル……大さじ2

作り方

(1)下ごしらえをする

【前日】 鶏肉を漬ける

鶏肉は水けを拭き取る。皮目を下にして置き、骨にそって包丁で深く切り目を入れてしっかりと開き、余分な脂肪と筋を取る。ボールに入れ、下味の塩、こしょうを加えて表面全体にすり込む。残りの下味の材料を加えてよくもみ込み、ラップをかけて冷蔵庫で一晩(最短3時間、最長二晩)漬ける。途中、味がよくしみるように一度全体を返す。

【当日】 鶏肉を室温に置く

鶏肉を冷蔵庫から取り出し、室温に1時間置く。

(2)野菜を切ってあえる

オーブンを230℃に予熱する。じゃがいもは皮ごと幅2cmの半月切り、玉ねぎは8等分のくし形切り、にんじんは皮ごと幅7~8mmの輪切りにする。ブロッコリーは小房に分ける。りんごは皮ごと塩少々をこすりつけて洗い、縦半分に切ってしんを取ってから、横に幅2cmに切る。あればミニトマトはへたを取る。すべて別のボールに入れ、塩小さじ1/4、こしょう、オリーブオイルを加えてあえる。

(3)鶏肉、野菜を焼く

オーブンの天板にオーブン用シートを敷き、野菜を並べる(ブロッコリーは焦げやすいので、鶏肉の下にくる位置に)。鶏肉は下味の汁けをきり、皮をしっかり広げ、皮目を上にして野菜の上にのせる。下味のローズマリーを鶏肉の下に置く。230℃のオーブンの上段で30分焼く。途中様子をみて、皮目が焦げそうになったらアルミホイルをかぶせる。鶏肉の厚みのある部分に竹串を刺し、竹串が熱くなっていて、透き通った肉汁が出れば焼き上がり。たりなければ様子をみながらさらに5分ほど焼く。

POINT
野菜は皮ごと焼けば、より風味が増して◎! よく洗ってから、皮ごと切ってくださいね。

人が集まる年末年始にぴったりな、華やかなごちそう。焼きたての皮のパリッとした食感が、なんとも食欲をそそります。ローストチキンを囲んで、笑顔があふれるひとときを楽しんでください♪

『オレンジページ』2025年12月17日号より)

料理/小林まさみ  撮影/澤木央子 スタイリング/駒井京子 文/池田なるみ