レンチンで驚きのもちもち食感に『本格大根餅』／水けをきらないのが、プロのコツ

一本でいろんな楽しみ方ができる大根。中華点心の定番『大根もち』も、じつは家で手軽につくれます。すりおろした大根と白玉粉を混ぜてレンチンするだけで、ふんわりもちもちに。こんがり焼けば香ばしく、おやつにもおつまみにも大活躍です。

材料（2人分）

大根……9㎝（約300ɡ）
桜えび……大さじ2
白玉粉……120ɡ
ねぎのみじん切り……1/4本分
パクチー……適宜
豆板醤……適宜
塩
砂糖
ごま油
片栗粉
サラダ油

作り方

（1）大根もちの生地を作る

大根は皮ごとすりおろし、水けを絞らずにボールに入れる。桜えび、白玉粉、ねぎと、塩、砂糖、ごま油各小さじ1/2を加え、練り混ぜる。

（2）生地を加熱する

15 ×20 ×高さ6㎝の耐熱の保存容器にラップを敷き込み、生地を流し入れて、上にもう一枚ラップをはりつけて平らにする。電子レンジ（600W）で5分ほど加熱し、粗熱が取れたらラップをはずして、両面に片栗粉適宜をまぶす。8等分に切り、側面にも片栗粉適宜をまぶす。

（3）大根もちを焼いて仕上げる

フライパンにサラダ油大さじ2を入れて中火で熱し、（2）を並べ入れる。香ばしく焼けるまで両面を2分ずつ焼く。 豆板醤と、食べやすく切ったパクチー を添える。

POINT

大根おろしの水けをきらずに使うのがキモ！
生地をレンチンしたあと、冷蔵庫に入れて少し冷やすと、生地を切るのがラクです。

大根のやさしい甘みに、桜えびの香ばしいうまみがプラスされクセになる一品。豆板醤やパクチーで味の変化も楽しんで♪

教えてくれたのは…

髙山 かづえタカヤマ カヅエ

料理家

出版社の編集アシスタント、料理研究家のアシスタントを経て独立。素材の食感や香りをいかしたシンプルな料理から、華やかなおつまみまで、日々の食事を大切にしながら楽しむレシピを提案している。すぐにまねしたくなるような、ほめられる盛りつけに定評がある。

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（『オレンジページ』2025年12月2日号より）