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いつものおにぎりを『お店みたいにふっくら握るコツ』五ツ星お米マイスター監修

同じご飯でも、おにぎりのおいしさはどこか特別。ひと口かじるとお米がほろっとほどけて、なんだか幸せな気分になりますよね。

でも、握り方ひとつでかたくなってしまったり、べちゃっとしてしまったり……これが意外とむずかしいんです。 そこで今回は、五ツ星お米マイスター・西島豊造さんに、ふっくら仕上げるためのコツを教えていただきました!

おにぎりをふっくらとにぎるコツ

おにぎりをにぎるときは、 米粒と米粒の間に空気を含ませて

さめたご飯でおにぎりを成形するのはむずかしいので、あつあつの状態でにぎります。しかし、あつあつのご飯粒は柔らかく、堅くにぎるとひとかたまりのだんごのように……。手でにぎるときも、型を使うときも、力を入れすぎず、くずれない程度にふわっと成形することを意識して。

これはNG!

ぎゅっぎゅっとにぎりつぶさないように注意して。

ラップで成形する際は、粗熱を取ってから包みなおすのが◎

衛生面からも、ラップ越しににぎること自体は正解。でも、そのままお弁当などに持っていくと、ラップとご飯の間に水滴が残り、雑菌が繁殖しやすくなります。成形したら一度ラップを広げ、粗熱が取れてから再度包みなおして。

ちょっと意識するだけで、おにぎりがもっとふっくらおいしくなるはず。今日のご飯が、さらに楽しみになりますように。

教えてくれたのは……西島豊造さん

五ツ星お米マイスター。米穀店「スズノブ」代表取締役。お米の産地と消費者をつなぐパイプ役として、地域のブランド米づくりや地域活性化に尽力。メディアにも多数出演し、お米情報を発信中。

『オレンジページ』2025年11月2日号より)

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監修/西島豊造 取材・原文/児玉知子  文/池田なるみ