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親の介護は『始まりのサイン』を見逃さないこと。そのコツとは/介護のプロに聞く!

親の介護は突然やってくるもの。始まってから慌てないよう、準備を始めることが大切です。
また、離れて暮らしている親子はもちろん、頻繁に会っているような関係でも、親の認知機能の低下や体の変化に気がつけないことがあります。今回は、介護のスペシャリスト川内潤さんに、介護のスタートサインについて教えていただきました。

※2025年10月23日時点の情報です。

介護のスタートサインに気付く

親の行動をチェック!

親の介護が必要な状態になる前に、どれくらい心の準備をしておけるかが、その後の介護の質を高め、負担減につながると川内さん。 「そのために必要なのが、親の変化をチェックし、介護のスタートサインに気づけるようにすること。下記の項目が1つでも当てはまったら要注意です。

介護のスタートサインは、病気のように目に見えてわかるものばかりではありません。 日常生活の中に潜んでいる小さな変化に気づくことが大切です。ぜひ、覚えておきましょう。

教えてくれたのは……
川内 潤さん

NPO法人となりのかいご代表理事。上智大学文学部社会福祉学科卒業。老人ホーム紹介事業や在宅・施設介護職員を経て、2008 年に市民団体「となりのかいご」を設立。親の介護をわかりやすく記した共著『親不孝介護 距離を取るからうまくいく』(日経BP 社)は、介護に悩む多くの読者から共感を得ている。

『オレンジページ』2025年12月2日号より)

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監修/川内 潤 イラスト/ぱんとたまねぎ 原文/和栗 恵 文/編集部・鎌形