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コツは〈塩油〉炒め!?塩だけでも感動のおいしさ『鶏ももと白菜のにんにく炒め』

塩だけで、ここまでおいしいなんて!

鶏もものうまみと白菜の甘みがじゅわっと広がり、思わずおかわりしたくなる味わい。にんにくがふわりと香り、食欲もぐんとアップします。

いつもの炒めものが感動ものに変わる、シャキッと仕上げのコツも必見です!

『鶏ももと白菜のにんにく炒め』のレシピ

材料(2人分)

鶏もも肉(小)……1枚(約200g)
白菜……1/8株(約250g)
にんにくのみじん切り……小さじ1
塩……小さじ1/3(鶏肉用)
塩……ひとつまみ(白菜用)
こしょう……少々
サラダ油……大さじ1/2

作り方

(1)材料の下ごしらえをする

白菜は葉としんに切り分け、葉はざく切り、しんは食べやすい大きさのそぎ切りにする。鶏肉は余分な脂肪を取り、一口大のそぎ切りにして、塩小さじ1/3、こしょうをもみ込む。

(2)鶏肉を炒める

フライパンにサラダ油大さじ1/4とにんにくを入れて中火で熱する。香りが立ったら鶏肉を加え、ときどき混ぜながら2~3分炒める。鶏肉の色が完全に変わったら、火を止めていったん取り出す。

(3)白菜を炒めて仕上げる

(2)のフライパンにサラダ油大さじ1/4をたし、塩ひとつまみを加えてさっと混ぜ、再び中火で熱する。白菜のしんを加え、菜箸とへらを使って全体を混ぜながら1分ほど炒め、葉を加えてさっと混ぜる。鶏肉を戻し入れ、さっと混ぜる。

シャキっと仕上がるコツ

おうちでもお店でもやっぱり〈野菜はシャキッと〉が理想ですよね。炒めものがべちゃっとしてしまう原因は、野菜から出る水分。野菜に塩分を加えると水分が出て、その水分をとばそうとすると炒めすぎに……。これを防ぐためのコツは〈加熱中に味つけをしない〉ことです。まず、肉には下味をつけておく。そして野菜は、油に塩を加えた〈塩油〉で炒めます。野菜に直接塩が当たらないので、水分が出にくくなるんです。

ただの炒めものと侮るなかれ。ぷりっとした鶏ももとシャキッとした白菜、シンプルだからこそコツが光ります。熱々のうちに、その歯ごたえとじゅわっと旨みを存分に楽しんでくださいね♪

『オレンジページ』2025年11月17日号より)

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料理/上田淳子  撮影/鈴木泰介 スタイリング/佐々木カナコ 文/池田なるみ