
愛されて100年以上!おいしいもの好きが選ぶ『おすすめ100年銘品4選』とは

100年以上の時を重ね、今もなお人々の暮らしに寄り添う味。食べることや料理が大好きな「オレペエディター」が選んだ、とっておきの100年銘品をご紹介します。
次にキッチンへ迎え入れたくなる逸品が、きっと見つかりますよ!
オレペエディターおすすめの100年銘品4選
酒徳昆布『太白おぼろ』|発売113年

900円(税込み)/酒徳昆布
北海道産の良質な昆布を創業時からつぎたされた秘伝の酢で漬け込み、特殊な包丁で一枚一枚、手削りで仕上げています。

素材本来の味を最大限に引き出す、伊勢地方の「生なり文化」を今に伝える一 品。
「 口当たりがふんわりエアリーで、昆布のうまみが感じられます。そのままでもおいしいですが、おにぎりにして食べるのがいちばんのおすすめ!」(オレペエディター・a.butakoさん)。
鈴廣かまぼこ『謹上蒲鉾』|創業160年

2700円(税込み)/鈴廣かまぼこ
鈴廣のかまぼこで一番人気がこちら。小田原城や相模湾、富士山を描いた包装紙も風情があります。

保存料を使わず、自然発酵の調味料で魚本来の味を引き出します。
「鈴廣のかまぼこは素材の味を生かした上品な味。しっかり弾力があるので食べごたえ抜群です。ふだん使いはもちろんのこと、ハレの日にもぴったり。子どもたちも大好きな味です」(オレペエディター・ とんぴーさん)。
一保堂茶舗『煎茶 正池の尾』|創業308年

1620円(税込み)/一保堂茶舗
「雪(松の絵柄)」は葛湯、「月(うさぎの絵柄)」は抹茶風味、「花」はしるこ風味。「月」と「花」には千鳥のあられが入っています。
京都を代表する老舗のひとつ。「京都旅行時、老舗の器専門店で教えてもらった、京都の味。『煎茶 正池の尾』は、夫がお茶好きのフランス人の友人のお土産にしたこともあります。何度も飲むうちに、京都民の味へのこだわりが理解できる気がします」(オレペエディター・gonta*)。
あらしお『あらしお』|発売112年

162円(税込み)/あらしお
創業時と同じ平釜炊きで製造。さっくりとした結晶で素材によくなじみ、さまざまな料理に幅広く使えます。
「レトロなロゴにひかれて購入したのが出会いでした。粒が大きく、まろやかなおいしさで、日々の料理に愛用しています。今年は梅干し作りにも使用しました。静岡市のスー パーでよく見かける、地元の名品です!」(オレペエディター・ごぼうさんちーむ)
長く愛されてきた理由が、ひと口で伝わるものばかり。キッチンに置いてあるだけでうれしくなるような存在です。
気に入ったアイテムがあったら、ぜひ手にとってみてくださいね。
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監修/甲斐みのり 撮影/三村健二 スタイリング/河野亜紀 原文/池田 泉 文/池田なるみ