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【夏は炒飯をお弁当に入れないで!】しっかり加熱したはず…が、食中毒の落とし穴に⁉

毎日のお弁当づくり。夏は高温多湿で食中毒の原因菌が繁殖しやすいので、いつも以上に衛生面に気をつけたいところ。水分を切ったり、素手で触るのを控えたり、しっかり加熱したり……と対策している人も多いですよね。

でも、実は「しっかり加熱したはず」のメニューが食中毒の原因になることも⁉ 意外な落とし穴、知っておきましょう。

しっかり炒めたのに? チャーハンが危ない理由

炒めたご飯はセレウス菌が発生しやすい

チャーハンやピラフは、炒めた後のさます過程で、食中毒の原因になるセレウス菌が増殖しやすくなります。セレウス菌は穀類が原料の食品に繁殖しやすく、しっかり再加熱しても死滅せず腸炎など重度の食中毒を引き起こすことが……。

夏はチャーハンを控えるのが無難

セレウス菌は加熱にも耐性があるため、夏はチャーハンをお弁当に入れるのを避けたほうが安心。ほかに、焼きそばやスパゲティもセレウス菌が繁殖しやすいといわれているので注意しましょう。

せっかく作るお弁当、やっぱり家族には安心して食べてもらいたいもの。夏ならではのリスクを知って、毎日の「おいしい」をしっかり守りたいですね。

『オレンジページ』2025年7月17日号より)

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監修/野上優佳子 イラスト/ナカオ テッペイ 原文/池田 泉 文/池田なるみ