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ふだんは外干し派の人も、部屋干しを避けられない日が多いこの時期。なかなか乾かず、部屋の中はジメジメ……生乾き臭もストレスですよね。梅雨どきにかぎらず、花粉や黄砂の時期や、共働きや一人暮らしの人にとっては夏の夕立・ゲリラ豪雨対策も悩ましいところ。

いまや年じゅう部屋干しがデフォルト、という人も多いのでは?
そこで今回は、部屋干しのストレスをなくす4つのワザを、洗濯のプロに教えていただきました。

教えてくれたのは……

洗濯のプロ! 笹山幸平さん

クリーニング店に10 年以上勤務し、国家資格であるクリーニング師を取得。現在は洗濯代行+リネンサプライ+コインランドリーを展開し「お洗濯から解放される新習慣」を提案するWASH&FOLD(クローバー・ジャパン)のチーフマネージャー。

早く乾かすための基本ワザ

洗濯物を早く乾かすには、①温度を上げる、②湿度を下げる、③風を当てて洗濯物を揺らす──この3つの条件を整えれば、部屋干しでもしっかり乾かすことができます。まずは湿度を下げ、風が洗濯物に当たりやすくなる基本の干し方を覚えておきましょう。

  • 間隔をあけてアーチ干し

    洗濯物を干した状態を横から見たとき、アーチ状になるように、丈が長いものは外側、短いものは内側に配置。こうすると内側にも風が通りやすく、全体にまんべんなくいきわたります。ハンガーどうしがくっつかないように、握りこぶし1個分くらいを目安に間隔をあけて。

  • 大物はジグザグ干し

    バスタオルやシーツなどの大物は、ピンチハンガーを使ってジグザグ干し。両面に全体的に風が当たるようにすれば、早く乾きます。

衣類乾燥除湿機WHシリーズ
〈CD-WH1825(W)〉

300W ヒーター温風と、速乾W(ダブル) ルーバーによって乾いた風が広角に遠くまで届き、衣類をスピード乾燥。洗濯物2 ㎏相当(T シャツ3 枚、Yシャツ2 枚、パジャマ1 組、下着7 枚、靴下2 足、タオル3 枚)を約58 分※1で乾かします。しかも電気代は1回あたり約19.8 円※2(消費電力量640Wh)と家計にもやさしい。

  • ※1 CD-WH1825において。除湿機の衣類乾燥性能は、一般社団法人 日本電機工業会自主基準(JEMA-HD 090:2017)に基づき以下の条件のもとで試験を行った値です。試験条件/●部屋の広さ6畳 ●室温20℃湿度70% ●洗濯物2kg相当:Tシャツ3枚、Yシャツ2枚、パジャマ1組、下着7枚、靴下2足、タオル3枚 ●運転モード「衣類乾燥」運転60Hz地区。なお実使用時の衣類乾燥時間は使用環境・使用条件により異なります。
  • ※2 衣類乾燥運転〈標準モード〉消費電力量640Wh、電力料金目安単価31円/kWh(税込)[2022年7月改定]にて試算。

排水タンクのサイズは業界*トップクラス、5.5L のビッグタンク。水捨て回数が少なく、外出中や寝ている間もノンストップで除湿できます。約7 時間※3の連続運転が可能。

*家庭用衣類乾燥除湿機において。2024年12月1日現在。
※3 除湿モードにおいて、60Hz 時。50Hz は約8 時間。

気になる部屋干しのにおい対策ワザ

生乾き臭を防ぐには、においを発生する菌のもととなる汚れを落とし、早く乾かすことが大切。汚れをしっかり落とすには、お湯で洗うのがおすすめ。汚れやにおいのひどいものだけでもお湯で予洗いすると違います。ただし、においが気になるならお風呂の残り湯はNG。人間の体から出たたんぱく質や皮脂が混ざっているので洗剤が反応してしまい、肝心の洗濯物の汚れ落ちが悪くなります。

  • 干す場所を見直す

    じつは小さな空間のほうが除湿効率がよく効果的。廊下や脱衣所、ランドリールームなど小さいスペースで、扉があれば閉めたほうが早く乾きます。洗濯物をカーテンレールにかけるのはNG! カーテンにカビが発生し、そのカビが洗濯物に移るおそれがあります。
    浴室乾燥機は干す場所として理にかなっていますが、電気代が気になるところ。サーキュレーターや衣類乾燥除湿機を導入するほうがコスパがいいでしょう。

  • 柔軟剤の使いすぎに注意!

    柔軟剤の香りでにおいをごまかそうとしていませんか? そのために多めに入れているとしたら逆効果! 過剰なコーティングにより、汚れやにおいのもとを繊維の中に閉じこめてしまっています。洗濯物の量や水量に合った適量を守って。それよりもおすすめなのは、すすぎの回数をいつもより1回増やすこと。落とすべき汚れをすすぎでしっかり洗い流しつづけると、においが軽減されていきますよ。

サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機CDSC タイプ
〈CDSC-H8025X(W)〉

除湿機本体からサーキュレーターを分離させて使うことが可能。本体は高さ約44cm のコンパクトサイズなので、物干しが低く狭いスペースでも洗濯物の下に置くことができます。本体の強力除湿とサーキュレーターのパワフル送風によって短時間でしっかり衣類を乾燥。除湿機本体のセンサーが部屋の状態を感知し、赤外線通信による連動運転で衣類乾燥に最適な運転を自動で行います。

手ごわい厚手のデニムやパーカの速乾ワザ

デニム生地のパンツや、スウェット、パーカなどの厚手の衣類は乾きにくい洗濯物の代表格。風の通り道を内側にも作ることを意識した干し方がポイントです。ポケットがあるパンツなどは、生地が重なっているところに湿気がたまりやすいので、裏返して風に触れる表面積を増やすのがおすすめ。

  • 風の通りやすい干し方で、
    風を当てる

    ボトムはピンチハンガーではさみ、筒状にしてつるします。トップスには、肩の部分が幅広のハンガーが便利。中に空間ができ、風が通るので早く乾きます。さらにサーキュレーターで風を当てて、乾燥スピードを上げましょう。ほかにも干すものが多いときは、乾きにくいものの隣には乾きやすい化繊素材のものをかけることを意識して。

  • フードは持ち上げて、
    そでは〈おばけ干し〉

    パーカはフード部分が重なったところが乾きにくいので、開いて持ち上げ、物干しにピンチで固定するなどして風を入れて。そで口のリブ部分も乾きにくく、垂れ下がっていると重力でさらに水分がたまります。前にもう一つハンガーを用意して、そで口をひっかける〈おばけ干し〉で解決。この状態で風を当てれば乾燥スピードがアップします。

サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機CDSC タイプ
〈CDSC-H8025X(W)〉

サーキュレーターと除湿機を一体で使えば、除湿機から出る乾燥風がたっぷり吹き出します。24cmの大口径ファンと90度の広角スイングで乾いた風をワイドに広げ、洗濯物の量に左右されず強力乾燥が可能です。

ゴワゴワになりがちなタオルのフワフワワザ

フワフワのタオルは、パイル(ループ状の繊維)が立ち上がった状態。干すときのひと手間でパイルを立ち上げること、干し方の工夫でできるだけ早く乾かすことがポイントです。柔軟剤を併用してフワフワにするのもOKですが、使いすぎには注意。柔軟剤は繊維をコーティングしてしまうので、タオルや下着に必要以上に使いすぎると、汗や水分を吸収しにくくなってしまいますよ。

  • 干すときのひと手間で
    パイルを立ち上げる

    タオルを干してからパンパンとたたくか、干す前にバサバサと振り下ろして。どちらも衝撃を加えることで、生地にくっついていたパイルをはがして立たせることができます。振り下ろすときは、タオルの端ではなく、半分に折って真ん中を持つと、よく使う端のあたりがきちんとほぐれます。

  • ポールに斜めがけで速乾!

    ポールが広めに使える環境なら、斜めがけがおすすめ。タオルを対角線でポールにかけると、縦のラインが短い両端から早く乾き、重力で水分が集まる角が重なっていないので、全体的に早く乾きます。

スペースがないときは…ハンガーにストールがけ

バスタオルを斜めがけやジグザグ干しする場所がないときは、普通の洋服ハンガーに干すこともできます。タオルの長辺の中心がハンガーのフックの下にくるようにして後ろからかぶせ、ハンガーの両肩にタオルの両端をふわっとかけます。すべりにくいハンガーを使うのがおすすめ。

衣類乾燥除湿機WHシリーズ〈CD-WH1825(W)〉

速乾Wルーバーでタオルがふんわり

2つのルーバーが作る抑揚のある風で洗濯物を揺らすことで、繊維を立ち上げ、ふわっと乾燥。いつもよりもタオルのふんわり感が約30%※4アップします。

※4 株式会社コロナ調べ/室温20℃、湿度70%、ルーバー設定:スポット、自然乾燥したときのタオルの厚みを100 とした場合、CD-WH1825 を使用した場合のタオルの厚みは130 となった。

ゴワゴワになりがちなタオルのフワフワワザ
  • 衣類乾燥除湿機WHシリーズ
    〈CD-WH1825(W)〉

    コンプレッサー式でランニングコストを抑えながら、速乾Wルーバーで送風エリアを拡大し、業界*トップクラスのスピード乾燥! コップ1杯の水で内部の熱交換器に付いたホコリや汚れを洗い流すアクアドロップ洗浄self(セルフ)でいつでも清潔。
    *家庭用衣類乾燥除湿機において。CD-WH1825、衣類乾燥モード60Hzの場合。2024年12月1日現在。

  • サーキュレーター連動 衣類乾燥除湿機CDSC タイプ
    〈CDSC-H8025X(W)〉

    除湿機とサーキュレーターを一体でも、分離で赤外線通信による連動運転でも、それぞれ単体でも使える、新発想の衣類乾燥除湿機。連動運転では、衣類乾燥も部屋の除湿も最適な運転に自動で調節して快適に。暮らしに合わせた使い方に対応。

協力/株式会社コロナ

監修/笹山幸平  撮影/よねくらりょう  スタイリング/みつま ともこ  構成・文/高丸昌子