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元タカラジェンヌ 食と美のトビラ

妃海風さん・華優希さん・実咲凜音さんの元トップ娘役が語る、美にまつわるあれこれ。 「ロンドン公演には絶対にこれを持っていきたい!」【美のトビラ】

2024.04.02

左から実咲凜音さん、妃海風さん、華優希さん

華やかで気品ある夢のようなキラキラのステージ、宝塚歌劇。約3時間のステージを彩るタカラジェンヌたちは清く正しく美しく、そして心身ともにパワフル! その生き生きとした魅力の源である「食」と「美」のこだわりを、宝塚歌劇OGのかたがたに現役時代を振り返りながら教えていただく連載です。

美のための体づくりからリラックス方法、全国公演に持っていくもの……。意外なことも暴露!?


これから6月にかけ、日本各地とロンドンで上演される舞台「千と千尋の神隠し」。リンと千尋の母役でトリプルキャストを務める元タカラジェンヌの3人にお話をうかがいました。

95期の同期、元星組の妃海風(ひなみ・ふう)さんと元花組&宙組の実咲凜音(みさき・りおん)さん、100期の華優希(はな・ゆうき)さんはみなさんトップ娘役の経験者。

今回のテーマは「美について」。前編記事「食のトビラ」に続き、テンション高めで盛り上がるインタビューになりました!
 
――美しくあるための体づくりを何かされていますか?

妃海さん:私はジムに行って筋トレしたらすぐに筋肉がついちゃうんですよ。稽古場でだれかが筋トレしていたら参加するけど、自ら進んではやらないかな。いちばん大事にしているのはイメトレ。服を全部脱いだ自分の体を全身鏡に映して、バランスを見るんです。そこで、自分が理想とする体型と一致しているかどうかをいつもチェックするの。「もう少しここがこうなりたいな」というイメージを持って、寝る前や稽古場で理想の状態を思い浮かべながらストレッチしたりする。……というのを昔からやっています。

実咲さん:いちばん手っ取り早くて、効果が感じられるのはクラシックバレエのお稽古に行くこと。ジャンプはあるし脚も上げるし、ストレッチと筋トレがいっぺんにできちゃう。だけど去年はあまり行けなくて、気づいたら「あれ、やだ、こんなところにお肉が……」って。30代に入ったらびっくりですよ、もう。これはまずいとなって、YouTubeで「ヨガ」とか「腹筋」とかで検索して出てきたものを気分でやっています。これやる、あれやるって決めすぎるより、気づいたときとか気持ちに余裕があるときになんとなくやるようにしています。
マンツーマンのパーソナルジムに行ってみたんですけど、私には合わなくて。しんどい思いで筋トレして、次の日は体がバッキバキになって、「なんでお金と時間を費やしてこんな痛い思いをしないといけないの?」って(笑)。

華さん:私はとにかくほぐすようにしています。

妃海さん:いっつもほぐしてるよね?(笑)

華さん:腸もみも(笑)。私も筋肉がつきやすくて、すぐにアウターがモリッとしちゃうから筋トレは避けています。どこに行ってもリンパの流れが悪いって言われるから、とにかく血行を促したくて流すことを習慣にしたいと思っています。

実咲さん:どこを流すの?

華さん:全身です、体じゅう全部。まず脚のつけ根とかわきの下とか鎖骨のところとかリンパの流し口を開けて、いちばん大きい大腿四頭筋をほぐします。とくに脚はむくみやすいので念入りに。

妃海さん:ローラー使って、脚取れる? ってくらいほぐしてる(笑)。

華さん:あとは体力をつけたくて、最近は泳ぎはじめました。

妃海さん・実咲さん:へー!

華さん:湯屋でぞうきんがけをする場面があるじゃないですか。あれを1回やっただけもう戻ってこられないくらいゼーハーしちゃって。舞台に立たない期間があるとすぐに体力が落ちちゃうけど、走ることは大嫌いなので、だったら泳ごうかなと思って。

撮影/天日恵美子 文/淡路裕子

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