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松井玲奈のうっかり美容道

メイクをしたまま寝たり、無防備に外に出て日焼けしてしまううっかりっぷりと、ハマるとスキンケアやメイク用品を使い比べ、成分まで調べてしまうくらいのオタクぶり。果たして意識が高いのか、低いのかわからない松井玲奈の、リアル美容エッセイ!

松井玲奈流!コンプレックスをカバーしつつ『盛りすぎない』メイク術と愛用コスメ4選

松井玲奈のうっかり美容道

2026年が幕を開けました。去年はスキンケアに力を入れた年だったなと、自分を振り返り、この一年はメイクに力を入れてみようと考えました。

メイクにもさまざまな流行があります。特にアイメイクはそれが顕著に現れる部分であり、涙袋を目立たせるメイクなどがはやっているなと感じています。しかし、いざ流行のメイクを試してみるとどうもしっくりこない、なんてことはありませんか? 私自身も流行を取り入れたメイクをしてみたものの、何だか自分の顔には合っていないと感じることがありました。

あるとき、初めましてのメイクさんに化粧をしていただく機会がありました。たくさんの工程を重ねるより、私自身がもつ顔の骨格や、肌質、パーツをどう際立たせるかに重きを置いたメイクをしてくれて、鏡に映る自分の姿がみるみる変化していくさまに感動しました。そのとき、流行も大切だけれど、もしかしたら“自分に似合う”メイクをすることのほうが大切なのでは? と感じたのです。

さらに、年齢とともに顔の印象が変わってくることにも気がつきました。人によって変化はさまざまですが、まぶたがやせてきたり、頰の肉が落ちてげっそりしてきたなと感じるのが最近の私。若いころは丸い頰がいやでしたが、今思えば顔の脂肪は財産だったなと思うのです。

というわけで、2026年の私のメイクマインドは「自分の顔を理解して味方につけること」と定義してみました。流行のメイクって若い世代向けのものが多い。それを30代の自分が取り入れると、ミスマッチになってしまうこともある。それにどこか似たり寄ったりな印象になってしまい、それぞれが持っている個性を生かしきれてないのでは? と思うのです。流行=自分に似合うわけではない、そう信じて鏡の前に姿勢を正し、座り直しました。

私が大切にしているメイクの基本。3つのルール

メイクの楽しいところは短所を長所に変えられること。

今の私が大切にしているメイクの軸は

・盛りすぎない
・消さない
・自分の顔を楽しむ

この3つ。

盛りすぎないことは、全てのパーツに対してフルメイクをしない。アイシャドウやアイラインもバッチリ、マスカラもモリモリ。カラコンもして、チークもしっかり発色させ、リップも色味の強いものを乗せてしまうと、顔のどこを目立たせたいのかわからなくなってしまいます。今日はこのアイシャドウの色をポイントにしたいから、マスカラとチークは控えめにとか、リップに合わせた色選びをしようなど、足すばかりではなく引き算や調和させることが大切だと感じます。

そして消さないこと。ベースメイクで肌をきれいにカバーすることも大切ですが、全てを覆い隠すより、光を味方につけていきいきとした肌を作るほうが自分に合っていることにも気づきました。

最後は自分の顔を楽しむこと。顔が薄かったり、目が少し切れ長なこと、時折きつく見られてしまうことがコンプレックスでしたが、考え方をガラリと変えてみたのです。顔が薄いことで透明感を作りやすいし、切れ長な目は抜け感や知的さを出すことができる。きつく見えることに関しては普段の表情や姿勢も関係しているけれど、メイクをするときに意志のある顔立ちをイメージすることでプラスに変換できる、そんなふうに思うのです。

コンプレックスをカバーする松井流メイク術

それでも気になる部分はメイクの力を借りて変化を楽しむ。私にとっては、それが鼻。子どものころから、お世辞にも高いとはいえないこの鼻がコンプレックスの一つでした。

先ほど話に上がったメイクさんは、ほとんど仕上がった私の顔をじっと見た後、スッとペンシル型のシェーディングを取り出し私の鼻にスッスッと影を足してくれました。するとあっという間にスッと通った鼻筋が完成したのです。実際に骨格を変えることは簡単ではありませんが、メイクの力を借りればあっという間に変化をもたらすことができる。私はそのことに感動し、すぐにスティック型のシェーディングを買いました。それがアイムミミのアイムマルチスティックデュアル

私の鼻は先端に向かって広がっているので、鼻先を絞めるようにシェーディングを入れ、高さのない鼻根にも影を足す。するとあら不思議! 自然な陰影がついて鼻が高く見える。鼻全体に影を足すのはやりすぎだけど、ポイントを見極め、どこが高く見えれば自分が満足するかを理解する重要性を感じたのです。

陰影を味方につけると、盛りすぎなくても立体感のある顔に近づけますが、必要のない部分に影感があると途端に疲れた雰囲気が出てしまい、顔全体が重たい印象になります。そんなときはコンシーラーやハイライトを使って顔のくすみや影感をカバー。23YEARSOLD  ダーマコンシーラーはカラー展開も多く、自分に合った色を選ぶことができます。私はベージュの明るいカラーで顔に立体感を作り、ピンクのカラーを使って目の下のクマをカバーするようにしています。

クレ・ド・ポー ボーテ ル・レオスールデクラは名品ハイライト。頰の光を集めたい部分や、チークの境目をぼかすのに使っています。

流行ではなく「今の自分」に合ったメイクを

はやりのアイテムも勧められるまま使うのではなく、顔の気になる部分をよりよく見せるにはどうしたらいいかを考えると、自分に合ったメイクが見つかる気がします。昨年まではアイライナーはリキッド一択! と思っていた私ですが、年齢とともに濃く発色するアイラインが似合わなくなってきた感覚がありました。

ロムアンドのハンオールイアポッドライナーはクリームタイプのアイライナーで、ふんわりとした印象のアイラインを引くことができます。クリッとした丸い目もかわいいですが、年齢に合った落ち着いた印象を作りたい今の自分には、こういったアイラインをぼかしやすいアイテムがちょうどよいと感じます。しかもこのアイテムはアイラインだけでなく、アイシャドウとしても使うことができるのでまぶたにマットな陰影をつけたいときにも役立ちます。目のきわに薄いブラウンを足すだけで、奥行きが出て、盛りすぎない印象的な目もとを作ることができます。

流行を楽しむことも大切ですが、どんな自分になりたいかを想像しながらメイクをするのも楽しいものです。年齢を重ねたからこそ楽しめる変化もある。メイクは短所を長所に変化させ、自分を少し好きになれる方法なのではと思います。

今年はもっと自分の顔をよくよく理解し、「自分に似合う」を探究していければと思います。

今月のアイテム

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商品DATA

アイムミミ アイムマルチスティックデュアル 003ニュートラルコントゥアリング 1650円(税込み)/サン・スマイル
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23yearsold ダーマコンシーラー[グローベージュ、サーモンピーチ]各3100円(税込み)/23yearsold Qoo10店
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クレ・ド・ポー ボーテ ル・レオスールデクラ 21Daybreak Simmer 9350円(税込み)/資生堂インターナショナル
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ロムアンド ハンオールアイポット 1900円(税込み)/rom&nd 公式ショップ Qoo10店
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PROFILE

松井玲奈(まつい・れな)
愛知県出身。2008年デビュー。俳優として活躍する一方、執筆活動にも取り組み、小説・エッセイを刊行。最新作は、2026年1月発売のエッセイ『ろうそくを吹き消す瞬間』(KADOKAWA)。現在、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』にハーマイオニー・グレンジャー役で出演中。

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文・写真/松井玲奈 バナー・プロフィール画像/砂原文

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