料理と食をこよなく愛するオレンジページの編集者が、撮影や取材、プライベートで愛用するとっておきの手土産を紹介します。今回担当するのは、オレンジページnet副編集長E子。編集歴16年、生活情報誌から美容誌、ムックまで幅広く担当。様々な現場を経験してきた分、手土産には人一倍のこだわりあり!
今日紹介するのは
京都・大極殿本舗の「カステーラ」。明治18年創業、京都で初めてカステラを作った老舗です。「食べる宝石」と呼ばれる寒天・琥珀流しも有名ですが、私はこの春庭良(カステーラ)に出会い、
カステラ感が変わるほど感動。その人気は京都を舞台にし、アニメ化もされた
森見登美彦さんの小説「四畳半神話大系」にも登場するほどなんです!
カステラ感が変わる!
大極殿・春庭良(カステーラ)/ハーフサイズ675円

【賞味期限:6~9月は7日、4・5・10月は8日、11~3月は10日間】【容量:ハーフサイズ260g】 取り寄せ可(電話、FAXのみ)
ふっくら、もっちりとした口当りで、甘さは控えめ。けれど
底にたっぷりついたザラメとほおばると、濃厚なコクと香ばしさが広がり、うっとりするほどおいしい。冗談でなく、一人1本ペロリといける軽やかさです。特長は、この鮮やかな黄色の卵生地。ここまでふっくら立ち上がるのは、厳選した卵の力なんだとか。おすすめは食べ切りできるハーフサイズ。このパッケージとお手頃感は京都土産としても優秀!
「カステーラ」、ここも推せる!

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レトロな包みも秀逸。大正時代、3代目が使っていた包装紙を復刻したものなんだそう! 手土産としてお渡して、まず歓声が上がらなかったことがありません。
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焼き上がりまですべての工程を一人の職人が行う、昔ながらの製法を守っているのも特長。販売は京都大丸すぐ横の本店、六角店のみ。日により売り切れもありますが、そのこだわりがいっそう信頼できる……。
この食べきりサイズ感が絶妙!むくとこんな感じで出てきます。
よーく見ると、カステラの謂れが。100年経っても飽きない「菓王」に納得。
切らずに1本むしゃむしゃといけちゃうおいしさ。牛乳とも合うんですよね。
どうです? このザラメのじゃりじゃり感。生地はしっかり立ち上がりのある、卵生地。
イートインで「琥珀流し」をいただくことも。季節で蜜が変わり8月は「冷やしあめ」(六角店)と「レモン」(本店)。私はまだ出会ったことがないのですが、袋入りの切り落としカステラが『お徳用』として出ることも! ※写真は2023年5月のものです。各商品の価格は変更されています。
おいしいもの帖 No.4
大極殿本舗 カステーラ(春庭良)
ハーフサイズ675円【日持ち:6~9月製造から7日、4・5・10月製造から8日、11~3月製造から10日間】【容量:1個260g】/関西・京都/おすすめシーン・手土産に、箱入りなら贈答用に。
※取り寄せ可(電話、FAXのみ)、箱入り、贈答用あり。梱包代、送料別。
インスタグラム(本店)※商品情報は2023年5月のものです。
SHOP DATA
大極殿本舗 本店
京都府 京都市中京区高倉通四条上ル帯屋町590
TEL 075-221-3533 FAX 075-221-3324
営業時間 9:30~18:00(甘味処は10:00~17:00)
定休日/水曜
オレンジページnet編集部・副編E子
〆鯖にアイス、温泉、BSプレミアム好きなアラフォー。埼玉出身。口の周りにホクロが4個あり、あなた食べものに一生困らないね! と笑われた経験あり。うさぎ占いではレッキス。