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2023.11.20
「ピザ、いつも私の胃袋を支えてくれてありがとう！ ポップコーン 定番のものから新しい味までいつ行っても楽しくおいしい！ ありがとう！」
この連載の第9回で、ぼる塾と私の息子が一緒にディズニーランドに行く計画を立てた話を書きました。結果、当日はとんでもない悪天候で行けなかったのですが、そのリベンジがついにできました！ 今回は『ぼる塾と行く！息子の初めてのディズニーランド！夢の国の美味しい食べ物！』の話を書きたいと思います。
ディズニーランド当日。お天気にも恵まれ、最高のディズニーランド日和でした。
息子「ママー！」
いつもはなかなか起きない息子がその日はとても早起きでした。楽しみ過ぎて早く起きてしまったのかと思っていると、
息子「僕、ディズニーランド行かない」
私「え、なんで？！」
息子「カリブの海賊（ディズニーランドのアトラクション）がこわいから行かない」
6月に行く予定だったとき、田辺さんが息子に「カリブの海賊はこわいよ〜」とふざけて怖がらせたことを、何故か10月17日の朝に突然息子は思い出したのです。
私「大丈夫！カリブの海賊はこわくないし、こわかったら絶対に行かないから大丈夫！」
私が息子を説得していると、私のスマホに田辺さんから「ディズニー楽しみ～」という呑気なメッセージがきていて、
私「みたらし（息子のあだ名）、カリブがこわいから行かないって言ってる」
田辺さん「突然！ カリブは絶対に乗らないよって伝えて！！」
なんとか息子の好きなキャラクタースティッチの名前を出して気分を上げて、無事にディズニーランドに行くことができました。今回のディズニーランドはぼる塾のみんなとぼる塾の元マネージャーKさんとぼる塾のスタイリストSさんと私と息子の大所帯です。
田辺さん「みたらし！ 来てくれて良かったよ！まずシールよ！」
私は知らなかったのですが、ディズニーランドは初めて訪れるお子さまを対象にデビューシールをプレゼントしてくれるのです。息子は今日の日付と自分の名前が入った世界にひとつだけの特別なシールを胸に貼り、初めてのディズニーランドの世界に入口の時点で驚いていました。
田辺さん「まず、どうしようか？」
あんりちゃん「まず、田辺さんの謝罪からですよ」
はるちゃん「田辺さんがカリブで怖がらせるから行けないんだよ！」
Kさん「カリブは行かないからね！」
Sさん「来てくれてありがとうね！」
田辺さん「私が言ったの6月で今10月よ？ 物覚え良いね」
あんりちゃん「みたらしに謝れ！」
田辺さん「そーりー」
田辺さんの謝罪が終わった所で、ついにディズニーランドの始まりです。
田辺さん「今日は私に任せて！最高のみたらしの初ディズニーにするよ！」
ディズニーランドが大好きな田辺さんは4歳の息子が楽しめるアトラクションや周り方を調べてくれていたのです。始めにスティッチに会える【魅惑のチキルーム】に行き、【ウエスタンリバー鉄道】に乗りました。最初は緊張していた息子も少しずつリラックスし始め「お腹空いた」と言い始めました。息子のリクエストは「ピザ！」
田辺さん「お目が高い！良い店知ってるよ！」
田辺さんはそう言って、【パン・ギャラクティック・ピザ・ポート】というお店に連れて行ってくれました。そこは太陽系第１号店のピザのレストランで、宇宙人のマネージャー【トニー・ソラローニ】が全自動ピザ製造マシンPZ-5000を操作してオーダーを受けているところが見られます。息子も「何あれ？すごい！」と興奮していました。
田辺さん「ここは美味しいし面白いし席数も多いの！ マジ助かるよね！」
ソフトサラミソーセージのピザは可愛いパッケージに入っていて、開けるとホール姿でわくわくします。ピザの具がいっぱいでチーズもたっぷりでとっても美味しいです。
あんりちゃん「みたらし～！私もピザ食べてるよ！お揃いだね！」
はるちゃん「みたらし～！みんなで食べると美味しいね！おいちい！おいちい！」
田辺さん「みたらし！オレンジジュースのセレクトはナイスよ！ディズニーで飲むオレンジジュースは特別に美味しいのよ！」
息子「おいしい！」
みんなで楽しくお腹いっぱい食べ、さあ次はどこへ行こうかとなったときに息子が「お菓子食べたい」と一言。今食べたばかりなのに、子どもはよく食べます。
田辺さん「ディズニーでおやつって言ったらあれよ！」
はるちゃん「あれだよね！ あれ！」
あんりちゃん「酒寄さん！ 今日は夢の国です！ おやつ行かせてください！」
KさんとSさん「おやつ行きましょう！」
私「全然行って良いよ」
私たちが向かった先は【ビッグポップ】。ここは東京リゾート初のポップコーンの専門店で
す。ここでは3種類のポップコーンとポップコーンのバケットを自由に組み合わせて購入することができます。しかも、ここのポップコーンは他の所と形が違っていて、丸くころんとした形が特徴的なマッシュルーム型にすることでフレーバーが絡まりやすく、より味わいを感じやすくなっているそうです。
はるちゃん「さぁ、みたらし初めてのディズニーランドのポップコーン！ 何を選ぶ？」
息子「うーん…キャラメル（ソルティキャラメル味）！」
田辺さん「あー良いセンスしてるよ！ 初手として完璧！」
あんりちゃん「私買って来ますよ！ みたらし待っててね！」
私「ありがとう！」
あんりちゃんとKさんがポップコーンを買いに行ってくれました。数分後。
あんりちゃん「みたらし～！ お待たせ！」
息子「プーさん！」
あんりちゃん「あんりからの初ディズニーおめでとうだよ！」
あんりちゃんが可愛いプーさんのバケットに入ったポップコーンをプレゼントしてくれたのです。
私「本当にありがとう！ 良かったね！」
息子「ありがとう！」
息子は一個食べて止まらなくなるという、ディズニーポップコーン現象に陥っていました。私も一個食べ、幸せな世界に引きずり込まれました。キャラメルの甘さと塩気が絶妙で、その甘じょっぱさに止まらなくなる息子の気持ちがわかります。香ばしくて、味が濃い！
あんりちゃん「みたらし一個ちょうだい♪」
はるちゃん「みたらし一個ちょうだい♪」
田辺さん「みたらし！ 私も！」
息子「どーぞ！ どーぞ！ どーぞ！」
あんりちゃん「ありがとう！」
はるちゃん「ありがとう！」
田辺さん「待って！ 私のが一番キャラメル部分少なくない？」
あんりちゃん「気のせいだよ」
その後、【ミート・ミッキー】で初めて息子はミッキーに会えたり、（息子がディズニーランドは今日が初めてだとミッキーに伝えると、ミッキーは盛大に息子にハグしてくれ、息子はとても喜んでいました）【イッツ・ア・スモールワールド】で世界を冒険したり、とても楽しい一日を過ごせました。
あんりちゃんは「すごい素敵なキャラクターがいっぱいいる中、私はこれで勝負する！」と言って、手でキツネを作って息子と遊んでくれたり、はるちゃんは息子を庇うように歩いてくれ、「みたらしは可愛いね。とっても可愛いね！」と息子に沢山話しかけてくれました。KさんとSさんも初めて会う息子の前で、私が見たことのないハイテンションで「私達はみたらしのお友達だよ！」と友達になってくれました。
そして、田辺さんは子連れも楽しめるディズニーランドを企画してくれ、一日中私達を案内してくれました。息子をカリブの海賊で怖がらせたことをチャラにしてもおつりが万札でくるくらい頑張ってくれました。
本当にありがとうみんな！ ありがとう東京ディズニーランド！
そして息子が怖がっていたカリブの海賊はその日定休日でした。
撮影・文／酒寄希望
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