『ぜんざい』のアレンジメニューを画像でチェック!
暦の上では春を迎える「節分」の時期ですが、いっぽうで寒さがいちばん厳しいこの季節。
おやつも温かいものを食べたくなりますよね。
「あずきの赤が邪気を払ってくれる」という理由から、関西では節分に厄よけとして「ぜんざい」を食べる風習があるんだそうです。
温かくておいしくて、しかも厄払いまでしてくれるなんて、最高の風習ですよね。
手作りの「ぜんざい」というとちょっと難しく感じるかもしれませんが、ゆであずきを使えばあっという間にできあがり!
アレンジメニュー2品とあわせてご紹介します。
『ぜんざい』のレシピ
材料
ゆであずき……200g
水……3/4カップ
切りもち……2個
塩
作り方
(1)鍋であんこを作る

鍋にゆであずき、水を入れて、混ぜながら中火にかける。充分に温まったら塩ひとつまみを加えて混ぜる。
(2)もちを焼いて乗せる

切りもち2個は横半分に切って、焼き網へ。ガスのじか火で焼き目がつくまで両面を焼く(または天板にアルミホイルを敷いてオーブントースターで焼いてもOK)。(1)のあんこを器に盛り、もちをのせたら完成。
もちは「ちょっと焼きすぎたかな?」と思うくらいしっかり焼いて焼き色をつけほうが香ばしくておいしくなりますよ。
ひと工夫のポイント
●塩昆布を添えるとお店感アップ!

塩昆布や梅干しをちょっぴり添えると「甘味処」のメニューみたい! 塩けの強いものと食べることで、ぜんざいの甘みが際立ち、口直しになるので最後まで飽きずに食べられます。
●甘酒でのばしてやさしい味に

水を甘酒(ストレートタイプ)1/2カップに替えて作ると、やさしい風味がふわっと広がり、また違ったおいしさに。腸にもいいし、体がもっと温まりそう。
『ぜんざい』のアレンジメニュー
1)りんご&バニラアイスで「冷やアツ」スイーツに

鍋にゆであずき、水、皮ごと1cm角に切ったりんご1/4個分を入れたら、中火にかけてひと煮立ちさせます。弱火にして2~3分煮たら、器に盛って、焼いたもちをオン。
バニラアイスをのせてシナモンパウダーをふれば、ちょっとリッチな洋風ぜんざいができ上がり!
2)黒すりごま&きな粉で香り豊かに

でき上がったあんこの鍋に、黒すりごま大さじ2を加えてよく混ぜます。器に盛ってもちをのせ、さらに好みで黒すりごま、きな粉各適宜をふったら完成!もちにごまあんをたっぷりからめてめしあがれ。
心も体もほっこり温まるぜんざい、今年一年の幸せを願いながら、できたてを味わってみませんか?