
2017.05.28
嚴島神社で有名な、広島県・宮島。この近海はあなごのエサになる小エビが豊富なため、良質なあなごがとれることでも知られています。そして、まさしくこれから夏にかけてが旬。そこで今回は、絶品のあなご料理が食べられる2店舗を紹介します!
まずは創業明治34年の老舗「あなごめし うえの」。宮島のあなごめしは、この店が宮島口の駅弁を販売したのがはじまり。
あなごめし うえの 0829-56-0006 廿日市市宮島口1-5-11
「あなごめし」特上2400円。みそ汁、漬けものつき。
あなごのエキスが溶け込んだたれを繰り返しつけながら香ばしく、かつふっくらと焼き上げてあります。ご飯は、あなごの骨と頭からとっただしで炊いているというこだわり。
焼きたてをお店で味わうのもよし。駅弁を買って、味がなじんだあなごを列車でいただくのもよし。まずは、王道の味をお試しあれ。
昔のデザインを復刻したレトロな包み紙がかわいい! 駅弁「あなごめしレギュラー」1944円。
もうひとつは、広島市内にある老舗天ぷら店の2号店である「天冨良 津久根島 宮島店」。イチオシはここだけのメニュー「穴子天丼」!
天冨良 津久根島 宮島店 0829-44-1205 廿日市市宮島町北大西町1167-3
丸々一尾のあなごがのった迫力ある一品。身の厚いあなごを時間をかけて揚げることで、丼つゆをかけてもサクサク感をキープ。うまみがギュッと凝縮され、絶品です。
このほか、お寿司やしゃぶしゃぶなど、宮島にはバラエティに富んだあなご料理がずらり。脂がのった旬のあなごを味わいに、ぜひ訪れてみては♪
撮影/三好宣弘(RELATION)、文/編集部・太田
(『オレンジページ』2017年6月2日号より)
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