
2017.04.06
読者の肌悩みを調べると、圧倒的な1位は「シミ」。
皮膚科医の小柳先生によると、「シミの原因にはいろいろありますが、
じつは日々のお手入れで悪化させてしまう人も多いんです」とのこと。
シミが増えてきた、濃くなってきたと思っている人は、間違ったスキンケアをしていないか、今すぐにチェックしてみて。
シミにつながりやすいNGケアは、以下の3つ!
1 クレンジングしながら、マッサージしている
メイクをしっかり落とそうとして、じっくりクレンジングしている人や、
マッサージもいっしょに行っている人は要注意!
「肌をこする」のは、シミをまねく大きな要因のひとつ。
必要以上に時間をかけてクレンジングすると、知らぬ間に肌をこすって、シミにつながりやすくなるんです。
とくに、洗顔やクレンジングは、肌がぬれて刺激を受けやすい状態なので、
こする習慣は、今すぐ見直して。
2 シミの気になるところには、しっかりパッティングしている
シミのある部分は、念入りにケアをしようとして刺激を与えてしまう傾向が。
とくにコットンを使ったパッティングは、含ませる化粧水の量がたりず、
肌をこすってしまう人が多し!
美白化粧水を効かせようと、強くパッティングすることも、刺激によってシミのもとになるメラニンがつくられやすくなります。
3 乾燥していないから、化粧水しかつけない
冬はしっかり保湿するけれど、春になって乾燥がやわらぐと、化粧水だけですませてしまう人は意外に多いそう。
乳液やクリームを塗らずにいると、肌の脂分が不足してうるおいが奪われ、紫外線のブロック力が低下してしまうことに!
いかがでしたか。
1つ1つはちょっとしたことかもしれませんが、スキンケアは毎日のこと。
正しいお手入れを続ければ、少しずつ肌の透明感がよみがえってくるはず。
くれぐれも「摩擦」と「乾燥」には気をつけてくださいね!
監修/小柳吏衣子(アオハルクリニック院長) イラスト/いいあい 文/編集部・三上
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