作り方を画像でチェック!長年人気のだし巻き卵サンドイッチ。
しっとりふるふる柔らかなだし巻き卵と、ふわふわパンの組み合わせは至福のおいしさです。
今回は麻布十番の有名店「天のや」の「玉子サンド」の再現に挑戦!
名店の味に近づける作り方は要チェックですよ。
『だしたっぷり卵サンド』のレシピ
材料(2人分)
食パン(12枚切り)……4枚
卵……4個
〈調味だし〉
だし汁……1カップ
片栗粉……小さじ1/4
しょうゆ……小さじ1/4
塩……小さじ1/5
〈マヨソース〉
マヨネーズ……大さじ2
練り辛子……小さじ1/2
サラダ油
作り方
(1)下準備をし、卵液を作るアルミホイルは卵焼き器※よりひとまわり大きく切っておく。調味だしの材料をよく混ぜる。ボールに卵を割り入れ、よくほぐす。調味だしを加えてゴムべらで泡立てないようによく混ぜ、卵液を作る。マヨソースの材料を混ぜ、食パンの片面に等分に塗る。
※フッ素樹脂加工の約18×13cmのものがおすすめ。
(2)卵焼きを作りはじめる卵焼き器にサラダ油小さじ1を入れ、中火で充分に熱する。卵液をもう一度よく混ぜてから、1/2量を一度に流し入れ、ゴムべらで縁や底をこそげながら30秒ほど混ぜる。全体がゆるめの半熟状になったらいったん火からはずし、ぬれぶきんにのせる。食パンの大きさに合わせてざっと正方形に整える。
(3)両面を蒸し焼きにする再び火にかけて弱火にする。アルミホイルをかぶせて、縁と表面が固まってくるまで1分30秒ほど焼く(気泡があれば菜箸を刺して空気を抜く)。卵焼き器より大きい皿をかぶせて卵焼き器ごとひっくり返し、生地をすべらせて戻し入れる。再びアルミホイルをかぶせ、1分ほど焼いて火を止める。
(4)食パンではさみ、残りも同様にする食パン1枚をマヨソースの面を下にして卵焼きにのせ、卵焼き器ごとひっくり返す(やけどに注意)。卵焼きを上にして置き、さらに食パン1枚をマヨソースの面を下にして重ね、手でかるく押さえてなじませる。残りも同様にする。包丁をかるく温め、パンのみみを切り落とし、半分に切って横に3等分に切る。
ポイント
だし汁は極限まで投入!
卵焼きの柔らかさの秘密は、たっぷりのだし汁。その量は、これ以上入れると茶碗蒸しに近いのでは、と思うほど! 分離しないように、混ぜながら弱火でじっくりと焼くのがコツのよう。
パンは卵焼きの半分の厚さに!
「パンと卵の一体感」を出すため、パンは卵焼きの半分の厚さのものを。今回は「12枚切り」を使うと、全体がいいバランスに。ふるふる卵に合うよう、パンはきめが細かく、柔らかいものを選んで。
「和風の味」にこだわる!
関西風のだし汁と、卵のうまみを最大限に感じられるよう、甘味調味料はいっさい加えないのが天のや流。アクセントに加える辛子も、マスタードではなく和辛子を使います。
家庭でも作りやすくするため、卵液に片栗粉をプラスするのがキモ。
たっぷりのだし汁をとどめて、形もキープしてくれるんです。
おうちで味わえる極上のだし巻き卵サンド、ぜひチャレンジしてみてください!
(『オレンジページ』2017年5月2日号より)
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