
2017.03.12
チョコレートのお菓子で外せない、定番の1つがブラウニー。チョコと卵、粉などを混ぜて作る焼き菓子です。そのブラウニーが焼かないで作れるとは、これいかに!
どこからどう見てもブラウニーですが、その正体は「ロースイーツ」と呼ばれる、今世界中で注目を集めている新しいお菓子の1つなんです。
それでは、10秒で分かるロースイーツ講座を開設!
・ローは英語で「raw=生の」という意味。食材の酵素を守るべく、48℃以上の加熱をしないスイーツのこと。
・小麦粉、卵、砂糖、乳製品を使用しないのも特徴。生地のベースにはドライフルーツやナッツを使い、自然な甘みを楽しみます。
・体にいいとされる酵素をそのまま取り入れることができ、美容や健康に効果的な食材を使うことから、「罪悪感のないスイーツ」として人気上昇中。
だから、「焼かない」ブラウニー。
材料はドライフルーツ、アーモンド、ココアパウダー、これにトッピング用のくるみだけ。
フードプロセッサーやブレンダーで材料をガーッと混ぜたら
ラップで包んで成型するだけ。拍子抜けするほど簡単にできちゃいます。
ドライフルーツのもっちりとした食感が、ちょっと新鮮。ココアの味がしっかりするから、ブラウニーらしさもきちんとあるんです。
ロースイーツは他にも、タルトやアイスクリーム、チーズケーキなど、驚くほどのバリエーションが存在。東京都内を中心に専門店も続々登場するほど、スイーツ界の注目選手です。オーブンいらずで気軽に作れるので、お菓子作りが得意でない人も失敗なく作れますよ。
ドライフルーツやナッツを使うので、ヘルシーとはいえ、特に低カロリーではありません。
low(低い)=ロースイーツだと勘違いして、食べ過ぎないようご注意を……!(この勘違いしていた人、周りにけっこういました汗)
料理/飯塚有紀子、撮影/田村昌裕、文/編集部・小松
(『オレンジページ』2017年3月17日号より)
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