行列のできる定食屋・菱田屋自慢の人気メニューといえば、ふわっふわのにらたま。にらが旬を迎えるこの時期、うちでもまねして作ってみたい! ということで、菱田屋5代目店主・菱田アキラさんにおいしく作るコツを教えてもらいました!アキラさんいわく「旬のにらはとくに根元が甘くておいしいから、絶対食べなきゃダメ。パパッと手早く火を通したいので、切ったにらの上に調味料なんかをのせて味つけに手間取らないよう準備しておこう」とのこと。その作り方がこちら!
ふわふわにらたまのレシピ
材料(2人分)
にら……1束(約100g)
卵……2個
にんにくの粗いみじん切り……1かけ分
赤唐辛子……1本
塩 サラダ油 酒
1赤唐辛子はへたと種を取り、半分にちぎる。にらは根元の太い部分を縦半分に切り、長さ5cmに切る。にらをボールに入れ、にんにく、赤唐辛子、塩小さじ1/3をのせる。別のボールに卵を溶きほぐす。
2フライパンにサラダ油大さじ2を強火で熱し、溶き卵を入れてこんがりと焼き、ざるに上げて油をきる。サラダ油大さじ1をたし、
1のにらを調味料ごと入れ、水大さじ1をふって炒める。水けがとんだら、酒大さじ1をふってさっと炒める。卵を戻し入れて火を止め、ひと混ぜして汁ごと器に盛る。
卵をふわっふわに仕上げるコツは……
多めの油で焼くこと。まわりがぶわっとふくらんだら、内側の卵液を外に流し出すようにして焼いて、ふんわり感をキープします。

ご飯はもちろん、ビールもグイグイすすむ「ふわふわにらたま」。今宵のおつまみにぜひ作ってみてください♪
(
『オレンジページ』2023年4月2日号より)