あったかい鍋ものがおいしいこの季節、出番の多い野菜といえば「白菜」。まさに今、冷蔵庫に白菜があるというかたも多いのではないでしょうか?というわけで、旬の白菜で作れば、ますますおいしく仕上がる絶品つまみを、行列のできる定食屋・駒場東大前「菱田屋」5代目店主・菱田アキラさんに教えてもらいました!
白菜の芯もおいしく!『刻み牛肉と春雨のうま塩炒め』のレシピ
材料(2人分)
牛こま切れ肉……80g
春雨……50g
白菜(内側のしんの部分)……100g
しょうがのせん切り……1かけ分
ねぎのみじん切り……1/2本分(約40g)
鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ1
オイスターソース……大さじ1
砂糖 塩 こしょう ごま油
作り方
1.春雨は水に1時間ほどつけてもどし、水けをきって、キッチンばさみで食べやすく切る。牛肉は粗く刻む。白菜は長さ10cmくらいの細切りにする。
2.フライパンを中火で熱し、牛肉、しょうが、白菜を順に入れてそのつど混ぜながら炒める。白菜がしんなりとしたら水1/2カップを加え、砂糖小さじ2、鶏ガラスープの素、塩小さじ1/2、こしょう少々、オイスターソースで調味する。春雨を加えてさらに炒め、汁けがなくなったらねぎ、ごま油小さじ1を加えて混ぜる。

この一品、牛肉の脂とうまみを吸った春雨が主役なんですが、つるんとした食感の春雨となじみがいいのが白菜。
おいしく作るコツは……白菜は内側の柔らかいしんを使うこと。柔らかいしんを細切りにして、しんなりするまで炒めることで、牛肉のうまみがしっかりしみて、春雨に負けず劣らずおいしくなります。できたてのアツアツを、「ふーふー」しながら食べるのが最高!ビールがすすみますよ!!
(
『オレンジページ』2023年2月2日号より)