ご飯にもビールにも合う焼きたての餃子は、最高のごちそう! でも野菜をいちいち塩もみしたりが、ちょっぴり面倒……。
ならば、玉ねぎ好きの料理家・飛田和緒さんの革命的レシピ「あえての玉ねぎだけのつまみ餃子」を。
・たねに入る野菜は潔く生玉ねぎのみ。にんにく等も一切ナシ!
・野菜の塩もみいらずだから、思い立ったらすぐ作れる
・ジューシーなひき肉のうまみ、シャキシャキの玉ねぎの歯ざわりと甘みが味わえる
とにかく良いこと尽くめなんです!
「あえての玉ねぎだけのつまみ餃子」のレシピ
材料(2~3人分)
〈たね〉
豚ひき肉……180g
玉ねぎのみじん切り……1/2個分(約100g)
片栗粉……小さじ2
塩……小さじ1/2
ナンプラー……小さじ1~1と1/2
ごま油……大さじ1
餃子の皮……1袋(25枚)
片栗粉……大さじ2
好みの薬味(しょうがのせん切り、レモンのくし形切り、黒酢、酢、粗びき黒こしょう)……各適宜
サラダ油……小さじ2
作り方
(1)
ボールにたねの材料を入れ、粘りが出るまで練り混ぜる。まな板に片栗粉をふる。餃子の皮を並べ、たねを1/25量(約大さじ1)ずつのせる。皮の縁に水を塗り、ひだを寄せて閉じる。
POINT 玉ねぎ以外の香味野菜は入らない分、玉ねぎはひき肉とほぼ同量で。味つけはこくのあるナンプラー! 豚ひき肉のうまみを一層引き立てます。 (2)
フライパンにサラダ油を中火で熱し、餃子を放射状に並べる。こんがりと焼き色がつくまで3分ほど焼く。
(3)
水1/4カップを回し入れてふたをし、水けがなくなるまで蒸し焼きにする。ふたを取って水けをとばし、3分ほど焼く。フライパンに器をかぶせ、フライパンごと返して餃子を取り出す。好みの薬味でどうぞ。
POINT まな板にふった片栗粉がここでカリカリの羽根に変身! パリパリの焼き上がりに。カリッと香ばしく焼けた餃子は、中はジューシー、玉ねぎのシャキっとした歯触りがいいアクセントに。食べるときはレモンを絞ったり、酢ごしょうや黒酢で味変を。ここでせん切りのしょうがをのせてもよし。軽い味わいで、白いごはんもビールもすすみますよー。
大の玉ねぎ好きの飛田さんが一番よく作るというこの餃子、ぜひご賞味を!
(
2022オレンジページCooking野菜「食べたことない! 感動の野菜料理」より)
教えてくれたのは……
飛田和緒さん
相模湾を見渡す高台で夫と娘の3人暮らし。シンプルで気のきいたレシピにファンが多い。『がんばらない、無理しない いちばんおいしい野菜の食べ方』が好評発売中。
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