すき焼きの定番ながら、名脇役(?)の葉野菜、春菊。
煮込みが向いている野菜だと思っていましたが、料理家の栗原心平さんによると「この時期の春菊は生で食べるべし!」だそうです。
じつは生のままのほうが、苦みやアクが少なく、おいしいんだとか。
生で食べられるサラダに、さわやかな辛味の花椒ソースを合わせたレシピをご紹介します。
『春菊のサラダ 花椒ソース』のレシピ
材料(作りやすい分量)
春菊……1わ
白すりごま……適宜
〈たれ〉
しょうゆ……1/4カップ
みりん……大さじ2
砂糖……大さじ1
花椒(ホワジャオ)……小さじ1/2
市販のすし酢、ごま油……各大さじ1/2
作り方
(1)春菊をシャキッとさせる春菊は葉を摘んで氷水にさらす。シャキッとしたらざるに上げて、水けをしっかりときる。
(2)たれを作り、仕上げる花椒はすり鉢でする。小鍋にしょうゆ、みりん、砂糖を入れて中火にかける。沸騰したら1分ほど煮て、花椒を加えて火を止める。そのままさまし、すし酢、ごま油を加えてよく混ぜる。春菊を器に盛ってすりごまをふる。たれをかけ、全体を混ぜ合わせる。
(1/4量で69kcal、塩分2.3g)

この時期の春菊は、特に葉が柔らかく、シャキシャキとした食感が楽しめます。茎は刻んで炒めたり、おみそ汁の具に入れるのもおすすめです。ぜひ試してみて下さい!
(『オレンジページ』2022年1月17日号より)